年賀状を作成する

日曜の夕方、そろそろやらなきゃなーと思い腰を上げて年賀状を作り始めた。
毎年毎年その年行った海外の写真を貼り付けて
「あけましておめでとうございます」
以下、ちょこちょことしたコメントをくっつけて終わり。
ワンパターンだけどまあいいかと思う。年賀状ってそういうもんだし。
今年行った海外ってことでオハイオ州シンシナティの郊外の写真。
地味だけどまあこれもいいかと思う。そんな年だったし・・・


コメントに書くことに悩む。
何も書くことがなかった。
振り返ってみると今年は何もない1年だったなあ。
一言で言うと、「現状維持」
それ以上でもそれ以下でもない。
映画は作らなかったし、小説も書いたけどものにならなかった。
仕事が忙しいを口実にまたズルズルとまたしても結論を先延ばし・・・
(ああ、今年はこういうことを言い続けて終わった年だった・・・)


来年の抱負ってヤツも書くことなし。
マジで困って、困り果てた挙句当たり障りなく
「来年は転機の年となるよう・・・」みたいなことを書いた。
こう書いとけば内実が伴おうが失敗しようがなんとか格好がつく。
送る相手が親戚だったりでそうそうふざけたことも書けないんだよな。
きれいさっぱり今年からやめてしまおうと思うのだが、
11月からポツポツと喪中の葉書が来だすと
「いや、やっぱり出さないとまずいな」と考え直してしまう。


それにしても今年は喪中の葉書が多かった、ように思う。
これはたまたまなのか、それとも年とともに増えてくるものなのか?
今よりも30年後は、確かに増えているように思う。
というか友人としてやり取りしていた人たちからポツポツと来なくなるのか・・・
(もちろんその原因は不義理ではなく、「死」である)


いや、それ以前に30年後も年賀状という習慣は続いているのだろうか?
さすがにデジタル化してるだろう。してないわけがない。
そもそも葉書というものが残ってないのでは?
そこ次第なような気がする。
30年後も官製はがきってものが残っていたら、年賀状も残っている。
郵政民営化により「そんなのもうかんない」ってことになったら
いつのまにかなくなっているのかも。