5月に入ってから毎週木曜会社を休みとしている。
深い事情があってのことではなく、ただ単にプロジェクトが暇な時期に入ったから。
また来月にも忙しくなるかもしれず、谷間の間は休んだもん勝ちだよなと。
休んで何してるかって言うと、小説を書いてばかり。朝起きて夕方まで。
とても生産的。メリメリ書いている。
4月末のペルー旅行以来滅多にない創作のビッグウェーブ到来で、日々果敢にダイブ。
今この季節を逃したらまたいつ書けなくなるか分かったもんじゃない。
そんなわけで会社休めるのは好都合。
もちろん、土日も書いてますよ。
書くと決めた日はずっと部屋に閉じこもってるのではなくて、
もちろんところどころ外に出たりする。
昼を食べに行ったり、夜食べるものを買いに行ったり。
平日の荻窪を歩いていて気付いたんだけど
高齢者介護の施設のライトバンをとてもよく見かける。
あちこちの地域にあれこれの目的のための施設があって、
そこを利用するお年寄りの送り迎えで住宅地を走り回っている。
平日会社で働いていると「高齢化社会」って言われてもピンとこない。
でも、こんなふうに平日休んで近所を歩いていると
それはもうかなり身近なものなのだと思い知らされる。
今年還暦の母のことを思うこともあれば、
「ああ、これってとてつもない規模の産業として急成長してるんだろうな」って考えることも。
サラリーマンとして働いている世代の人たちの全くいない、
そして中学生や高校生も学校で授業を受けている時間帯の住宅地を歩いていると
「ここって過疎の村?」という錯覚に陥る。
・・・ってのはさすがに言いすぎか。
話は変わるが、この前の木曜は歩いていたら
ウーと低くて長い音でサイレンみたいなのが鳴って、
「杉並区に光化学スモッグ警報が発令しました」と放送が。
初めて聞いた。青森にそんなものはない。
光化学スモッグの発生している状況に居合わせたのなんて生まれて初めて。
いや、たぶん今までもあったんだろうけど気がつかなかっただけで。
日常生活としては、何も変わらない。
空を見てもいつも通りの、ところどころ雲に覆われた青空。
ああ、この中で長時間運動していたら、例えば走っていたりしたら、
具合が悪くなって倒れたりするのだろうか?
光化学スモッグについてはこれまで
「社会の時間に習う公害の1つ」ぐらいの知識しかなかった。
実際に存在するわけだ。不思議な気持ちになった。