土曜は会社の先輩の結婚式に行った。
場所は代官山。いい結婚式・披露宴だったと思う。
僕が出席してきた中でもかなり上位に入りそう。
まとまりがよかった。自分らしさというのをしっかりと出しつつも、さらっとしてて。
これって20代の若い2人が披露宴を開くのと違って
それまでの人生においてあれこれいろんな人の披露宴に出たことのある30代なので
「あ、こういうのいいな」「ここはもうちょっとシンプルにしたいな」という
「自分だったらどうする」的観点がたくさん蓄積されていたから、ってのもあると思う。
僕もまた、いつの日か自分が結婚するならばああするこうするっていう視点で眺めてた。
既に結婚している後輩の女の子は
「他の人のに出るたびに、ああっ!こんなこともできるのか!ってうらやましくなるんですよ」
なんて悔しそうにしたり。
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披露宴の最初で、自作の映像が流れた。スターウォーズをモチーフにしたかなりの力作。
「ああ、俺もこういうの作りそう」って言ったら
「オカムラさんって披露宴の間ずっと流れてるような2時間の超大作を作りそうですね」と言われる。
確かに超大作を作りそう・・・
ドキュメンタリー形式でフィクションも交えつつ、それまでの生い立ちを綴るとかそういうの。
でもそんなの見せられてもハタ迷惑だよな。
この話をする前に僕は「俺のときは立食にして、食い放題にしたい。山海の珍味並べて」
とかそんなこと言ってて。
食い放題で2時間の作品を見せられてるだけの披露宴。
正にオカムラ祭り。嫌だねえ・・・
例え5分の作品だとしてもマニアックになりそうなので、ビデオは絶対作らないと僕は心に決めた。
そういえば昔、
「オカムラ君は自分でビデオカメラ回して撮りながら入場しそうだ」と言われたことがある。
やりそうだ。というかそれはさすがにないとしても、編集は自分でしそうだ。
披露宴の余興ってことで新郎友人によるピアノや新譜の所属していた合唱団による歌が披露される。
ここでまた考え出す。
俺の周りには余興のできそうな人、誰もいない・・・
ビデオカメラ回しますってやつなら5・6人すぐ見つかりそうだけど。
まあ、そんなこんなで
自分の性格からして、「めんどくさいの全部なしで」ってことで
ものすごく単純で何もない披露宴になるものと思われる。
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今月末とある結婚式のビデオを撮ることになり、
どんなふうに撮るべきかってのを頭の中でシミュレートしながらの披露宴でもあった。
式場のカメラマンの動きを見ながら、
どういうアングルから撮ったらいいだろう?なんて考える。
式の間オルガンの前に立っていたらマイクがオルガンの音だけを拾ってしまいそう、とか。
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あと、式に何を着ていくかってのにやはり迷った。
礼服に白のネクタイはさすがにないだろう。
黒系のスーツに白の柄入りのシャツ、明るい色のネクタイ?
新郎のキャラからしてもっとくだけててもいいかと灰色っぽいスーツに紺色のYシャツで行ったら
そんな格好の人ほとんどいなかった。黒系のスーツに白の柄入りのシャツ、が正解だった。
難しいもんである。
これってどっちかっつったら2次会向きの格好じゃね?と思うのは電車乗ってから。
気付くのが遅い。
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僕の座った席は端のほうで、
すぐ裏にワインやビールを冷やすための氷を入れたボウルが置かれていた。
最高の席。勝手にビールを取り出して飲んでた。
ワインも飲んでかなり酔っ払う。
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披露宴の後、みんなでお茶を飲んだあとで、渋谷で暇つぶして
映画サークルの後輩たちと表参道のシェラスコ料理の店へ。(ブラジルの串焼き肉料理)
去年も行った「バルバッコアグリル」
既に食い過ぎ・飲み過ぎだったにも関わらず、さらに飲み食いする。
結局「オカムラさんが一番食ってますね」と言われる。
後輩がニューヨークに住むことになり、これでまた1人ニューヨークにつてができる。
これほんと来年行かないとなー。
今から楽しみだ。