後輪に空気を

昨日もまた、DiskUnion に CD を売りに行った。
最近運動して無いなあと自転車に乗りたくなった。
乗ろうとしたら後輪の空気が完全に無くなってペシャンコ。
パンクだろうか?でも2ヶ月前に乗ったときは特に何もなかったのに。
自転車屋に持って行く前に、試しに空気を入れてみようと大家さんから空気入れを借りる。
・・・のであるが、大家さん曰く
「この間ついでにオカムラさんのも空気入れようとしたんだけど、
 シューシュー言って入んなかったのよ。
 虫ゴムって言うんだっけ?あれが古くなってるんじゃない?
 家に予備のがあるけど、換えられる?」
とりあえずシャコシャコと空気を入れてみるが、
やはりシューシューと空気が漏れていく。


虫ゴムとやらの換え方もよくわかんないし、とりあえず自転車屋に持っていく。
空気が無くなってベコベコになった自転車を押していく。
見てもらう。パンクだったら700円で、チューブの交換ならば2500円と言われる。
「あー、チューブの交換なんだろうな」と思う。
こういうとき、物事はより高くつく方に倒れるものなのだ。
それにパンクだったのなら、前回乗ったときにわかってもおかしくない。


駅前の西友で夜食べるものを買いに行って、30分後戻ってくる。
案の定チューブの交換となる。2500円。この出費は痛い。
というか、今回あんまり売るものが無くて DiskUnion ではたいした額にならなかった。
そのほとんどがこのチューブにもってかれた・・・
「錆付いて擦り切れてましたよ」と見せてもらったチューブはほんとに大きな穴が開いていた。
よくもまあこんなボロボロになるまで使ったもんだ。
大学院で2年、働き出して9年、これでもう11年目か?
恐らくそのうち前輪のチューブも交換しなきゃならなくなるんだろうな。
つうか自転車そのものの買い替え時だよな。明らかに。
しかし、次買うのはどっか引っ越すタイミングにしたい。
国立に住んでたときは荻窪まで自分で乗ってきたけど、
次引っ越すときはそういう距離ではないかもしれない。


高校のときはパンクとの戦いだったことを思い出す。
(「パンクとの戦い」って書くと革ジャンにヘアピンにモヒカンな人たちとの戦いみたいだ)
片道1時間の自転車通学。しょっちゅうパンクしてた。
あ、やばいと思いつつガラスの破片の上を進んで、あえなくパンク。
何の理由も無く運が悪くてパンク。
流れの悪い時期ってのがあって、「えー?今日もまた?」と度重なることもしばしば。
近くに自転車屋がなかったら、ひたすら押していってそのうちに日が暮れる。
帰り道えんえんと自転車を漕いで、市街地を過ぎて田んぼの間の道路でパンクすると悲惨。
その日の夜は修理できないし、次の日の朝も修理に出せない。
バスに乗って学校行って週末に自分で持っていくか、昼の間に母に持ってってもらうか。


東京に来てからは自転車がパンクしたことってそういえばないかもしれない。
最近あんまり乗らないから?
いや、学生時代は足として毎日のように乗っていた。
東京の方が青森よりも道がいいのだろうか?
舗装されてる限り全国どこもあまり変わらないように思う。
マウンテンバイクに乗ってるからタイヤが丈夫だというただそれだけのことか。


自転車に乗ってるのは楽しい。とても楽しい。
それにあれこれ考え事しながら乗ってると、だいたいは考えがまとまっていく。
時間があれば週末、もっと乗りたいのだが・・・
お客さんに競技用の自転車が趣味の人がいて、大会に出るために海外にまで出かけている。
もし本気で乗るなら1台あげるよとまで言われるが、
もらったらもらったでほったらかしにはできないしなあ。
それにアパートには置く場所なくて雨ざらし。残念ながら断った。
40過ぎたらやりたいなあ、なんて思う。


1度乗り出すとしばらく続くので、
来週末も自転車に乗ってどこかに出かけるんだろうな。
せっかくチューブも換えたことだし。