14歳

昨日の昼、お台場の AQUACITY にラーメンを食べに行った。
食べ終わって、北海道の牛乳を使ったアイスクリームってのが目に留まる。
フードコートの中へ。
平日のお台場だったので周りは修学旅行の中学生ばかり。
男の子2人と女の子2人のグループが多い。


向かい合って食べているんだけど、会話がない。
女の子同士で話して、男の子は何も話さない。
食べ終わるとグッと口をつぐんでる。
「おいおい、なんでもいいから話しなよ」と思う。
先生の言いつけでたまたま同じ席に座らせられた4人。
余りのぎこちなさに見てて微笑ましい気持ちになる。
ちょっぴり痛々しくもある。
こんなことになるぐらいなら
無理に男女4人のグループというか班にしなくてもいいのに。
でもこんな機会でもなければ異性と話すことがない、そんな子もいるか。
というか思春期に入ったばかりの頃、大半がそうかも。
男の子だけの、女の子だけの仲のいいグループで集まるのなんて
すぐにもできることだろうし。


修学旅行ってことは中2か。
ってことは14歳。
待てよ。今の自分の年齢を二つ折りにしてもまだ余るわけだ。
14歳のときから19年。
逆に考えて19歳のときから14年。
はあ、思えば遠くへ来たもんだ。
19歳なんてついこの間のように思っていたのに。


それはさておき。
こんなことを思い出して今、ブルーになった。
中学校のときの野外キャンプの班を決めるって時に
男女2人ずつで4人ってのをジャンケンで決めることになった。
男子の○○君と女子の××さんがお互い惹かれあっていて
一緒の班となることになっていた。
クラスの中の一定の範囲において、「それはそういうものなのだ」と囁かれていた。
知らなかった僕は、空気を読めなかった僕は、
たまたまジャンケンに勝ってしまって、深い考えも無く××さんの組を選んでしまう。
そのときの○○君の驚いた顔。××さんは廊下の壁を蹴ったり、大荒れ。
後になって僕はどういうことになっていたのか知らされた。
魔が差したとしか思えない。
14歳の思い出。
今更何の役にも立たないけど、謝っておきます。
ごめんなさい。
ははは・・・