週末京都 その1(06/08:出社後、新幹線)

新システム切り替え後の忙しい日々も少しずつ落ち着きつつあり、
土日出勤した分の代休が取れるようになってきた。
これまでは週の半ばに半休、土曜に全休というパターンが多かったけど、
ようやく2日連続で休むことが可能に。
土曜に編集学校の集まりで近畿大学の図書館を見学することになって、
じゃあと金曜も休んで京都に行くことにする。
今の予定では、帰ってきて日曜は出社ですが…


金曜の朝いつも通り7時前に出社して
7時のバッチ処理の確認といくつか問い合わせへの返答。
8時半まで仕事する。
短パンにサンダルというオフィスにあるまじき格好のため、9時までに出る。
ボーナス支給日なので ATMで下して財布にゆとりを持たせてから東京駅へ。


行きは 06/08(金) 10:00東京駅発、 12:17京都駅着 のぞみ221号
帰りは 06/09(土) 20:56新大阪駅発、23:29東京駅着 のぞみ430号
一週間前に切符をとったのでなかなかDE列の二人席に空きがなく。
新大阪発は21時を過ぎると全く空いてなかった。全体的にほぼ満席。
それが 20:56 に一本早めるとガラガラに。
以前大阪・和歌山出張してたときもそうだったな…


今回旅のお供に持ってきた本は
ハリイ・ケメルマン『九マイルは遠すぎる』
細野晴臣『HOSONO百景』
前者の表題作、ミステリ短編としてはかなり有名ですが。
行きの地下鉄の中で読んで、確かに。鮮やかすぎる。永遠の名作だ。


東京駅で妻と待ち合わせる。
八重洲の方の出口に紀伊国屋が出店していることを知る。
本搾りが一通りそろっていた。
なかなか見つからなかったんですよね。今度からここで買えばいいか。
地方の珍しいレモンサワーを2本買って飲むことにした。
行きの道中は何も食べずに本を読みながら過ごす。
ふと本から目を上げると静岡のどこかの工場地帯。
富士山は見えなかった。


京都駅に着く。大勢の観光客でごった返している。
修学旅行生の集団がいくつも列をなして太った蛇のようにニョロニョロと歩いている。
駅前の広場では待ちの時間なのか、やはりまた集団になって整列して座っている。
伊勢丹の別館「SUVACO」の「はしたて」という店に入る。
有名な和食の店「和久傳」のカジュアル版。
すぐには入れず、しばらく待つ。中学生の修学旅行生のグループが出てくる。
かれらの口にこういうのは合うのか。というか全然足りないのではないか。
妻は「はしたて丼」というセット。鯵の丼と野菜のかき揚げの丼。魚の方は季節で変わるようだ。
僕はローストビーフ丼にした。大盛りにしても、東京で食べるものの半分ぐらいのサイズか…
生ビールとつまみのセットも頼む。蛸を煮たのや卵焼きなど。


妻は教室に送るメールがいくつか残っていて、
駅ビルのホテル、グランヴィアのティールームで仕事。
その間僕は駅の周りでブラブラする。
駅の裏にある気になっていたラーメン屋「新福菜館 本店」へ。
隣り合う「本家 第一旭 たかばし本店」も有名店でどっちに入るか迷ったんだけど、
後者は行列が20人ほどになっていて。すぐ入れる前者へ。でもそちらもすぐ行列に。
「肉多目」にする。つまりチャーシュー麺
富山ブラックのような黒なんだけどしょっぱくはない。
薄く削がれたチャーシューもホロホロと柔らかい。
これは僕が食べたラーメンのうち、生涯ベスト10に入るおいしさだと思う。


京都駅の階段を上の方まで上って空中回廊を歩いたり、
裏側のコンクリート打ちっぱなしの通路を歩いてみたり。
明日の昼の集まりが京都タワーの地下にできたフードコートなのでその下見。
仕事も終わって妻も合流。
かつては夜行バスで下りてきた人たちが仕方なく食べるような寂れた食堂で
京都の人たちは決して利用しなかったものが、
寿司に肉バルにメキシカンとおしゃれに生まれ変わった。
カップルにグループに大勢の若者たちで賑わっていた。
一通り見て回る。明日は何を食べよう、とどれもおいしそう。