トヨタの社員食堂に行ってきた。

okmrtyhk2008-03-13


芝浦ランチ倶楽部でも殿堂入りしていた
噂のトヨタの社員食堂にようやく行くことができた。
http://rubbish.cocolog-nifty.com/blog/2005/08/__ed75.html


トヨタ関連会社の従業員でもなんでもないんだけど
近くのビルで働いているという方がいて、
よく利用するというので案内してもらった。


【食べたもの】
・牛すき焼き丼 470円
・キンピラゴボウ 70円
・サラダバー 170円


見た目はごくごく普通の社員食堂。
内装もメニューも特に変わったところはない。
取り立てて他より安いわけでもない。
しかし、さすがは世界のトヨタ
うまかった・・・
社員食堂としては日本一かもしれない。


それはまあ大げさだとしても、少なくとも、
日本を代表する会社にふさわしい、
社食のあるべき姿をトコトン追求した完成形のように思う。
シンプルで無駄がなくて、味がしっかりとしてて、安くて。


トヨタの社員じゃなくても誰でも入れるんですよね。太っ腹。
値段・味・メニューのバリエーション・栄養のバランスなど
もろもろのポイントを検討してみると
というか検討するまでもなく、
田町で最も食べるに値するランチはダントツでここ、トヨタの社員食堂だと思う。
また行かないと。


それにしても。
支社、関連会社の社食でこの恐るべき充実度。
本社の社食はきっと、もっと、すごいに違いない。


社食って単なる福利厚生の1つじゃないんだよ。
それなりに胃袋を満たせばいいっていう安易なものじゃないんだよ。
従業員が安心して働ける、楽しく働ける、そのための基礎となるべきものなんだよ。
それが明日への活力につながるんですよ。
決しておろそかにしてはいけない。
社食を見ればその会社の実力が分かると思う。おのずと、現れてくる。
僕が今働いているビルの社食はかつて、とある有名企業のものだった。
経営不振に陥って、あれこれ淘汰された。
それもさ、社食を見れば分かるよ。
どういう会社だったのかが。
雰囲気の名残が色濃く残ってるよ。

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以前リクルートの社員食堂を利用したことがあるんだけど、双璧をなすかも。
特にセットメニューのようなものはなく、全てバイキング形式。
八重洲の旧大丸脇にあるビルの最上階。社風を反映して非常にカジュアルな雰囲気だった。
30何階の高さから見下ろすと、皇居に始まり360度東京が広がっていて
「ああ、この会社は東京を、そして日本を、手中に収めてるんだなあ」
そんなふうに思った。


「西のトヨタ、東のリクルート」と言っても過言ではない。
そんなたくさんの会社の社員食堂を訪れたことがあるわけではないけど、
というか数えるほどしかないけど、
会社の規模・知名度から察するに
この両者を超える社食を用意できる会社ってそうそうないんじゃないかと。


なんか他にもすごい社食があったら行ってみたいなあ・・・
ブログであちこちの社食について書いているうちに
職業「社食評論家」みたいになれないもんか。

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【追記】

「社食評論家」を検索してみたらヒットしなかった。
もしかしたら世の中にまだ存在していないのかもしれない。
ということは今、僕があちこちの社食を訪れてレポートを書いていったら
その道のパイオニアとしてマジで日本初の「社食評論家」になれるかも。

mixiに社食のコミュニティを作るところから始めるとか。
今探してみたらこれと言ってなかった。