5/2 - 5/10

5/2(土)


8時に起きて、ずっと編集学校の課題。
途中昼飯を食べた以外は黙々と作業を続けて終わったのが18時。
約10時間近く課題に取り組んでいたことになる。
クロニクル編集術。
自分史と、課題本の映画史を1つの年表にしてそれを3つのトラックに分類する。
簡単なようでいてなかなか難しい。というか骨が折れる。
最初、とりあえずこうかなと3つに分けてみたら、指南を受けてやり直し。
PC上で付箋とボード代わりに利用できるフリーのツールを師範代から教えてもらい、インストール。
130近くある年表上の項目を25個のラベルに分類して、それを3つに統合する。
気がついたら1日が終わっていた。
たぶんこの辺りが破で最も手間がかかる箇所だと思う。


昼、大家さんからもらったインスタントのとんこつラーメンに
いつもの肉野菜炒めを入れて。
豚肉はインフルエンザの影響か、いつもより安くなっていた。


夜、西友で買った水菜とキャベツのサラダ、コールスローミックス、30%OFFの鶏肉竜田揚げ。
今週の新聞をまとめて読む。ミドリ、Group_Ino を聴く。
Animal Collective の昨年の Liquid Room でのライブCDを聴く。


母の日のギフトということで、HMVで見かけたバラのフラワーギフトをオーダーする。


忌野清志郎が死んだ。58歳。ガンが転移。
これまでに、2回見たことがある。
フジロックチベタン・フリーダムと。
残念だ。日本の文化にとって、惜しい人を亡くした。
これから先長く生きていれば、扱いがかなり変わったのではないか。

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5/3(日) - 5/6(水)


(青森帰省の項を参照)

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5/7(木)


前の晩、なんだか疲れてて、新幹線の中で延々飲み続けた缶ビールで酔ってて、
寝たのは20時台。
その後ぐっすり寝たようでいて、何度も目が覚める。
雨が強くなったり弱くなったり、そのタイミングごとに目が覚める。
2度寝して3度寝しても全然時間が進んでいかない。
朝6時半になって起きる。
7日・8日と休むつもりだったけど、会社行くことにする。
事情が変わって、僕だけが出社してない。
そんなことになってないかちょっと怖かった。


ゴールデンウィークだというのに、電車はそんなに空いていない。
いつも通り。


着いてみるとお客さん側は皆出社していて、僕の会社の人たちだけが出てきてない。
体面上よくないのでは・・・、と思うのだが僕もまた休みたい。
差し迫ってすることはなく、午後休むことにする。明日も休む。


昼、前から気になっていたつけ麺の店があって、いつも行列になっている。
ゴールデンウィークだから空いてるか?と思ってみたら相変わらずの行列。
雨が降り出して、通りを渡って近くのとんこつラーメン屋へ。
学生向け。1回、替え玉無料あり。
可もなく不可もないラーメンだった。


東京駅まで小雨の中を歩く。
OAZO丸善で「名前のない女たち」を探す。
もしかして、昔買って読んだことあるんじゃないかと思って
帰ってきて探してみたらあった。


荻窪駅で下りて、いつもの病院へ。
痒みがぶり返している。
午後は14時半から診療開始で、14時に到着。しばらく待つ。
Numberのベスト・セレクションの続きを読む。
これ、なかなか面白かった。
診察を受ける。もう1週様子を見て、手術しますかという話になる。


帰ってきて、編集学校の課題。夜になる。
母のカレーを温めて食べる。

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5/8(金)


午前7時に起きる。
編集学校の課題に取り掛かる。クロニクル編集術の最後の2つ。
第2クォーターのこの過程は山登りに例えられていて、昼頃ようやく山頂に到達する。
1日かかるかと思いきや、案外あっさりいけた。


昼、カレーを温めて食べる。
キャリーカートに段ボールを括り付けてトランクルームに運ぶ。
裁断せずに取っておいた僕の本、そのうち運ぶかとハンズでキャリーカートを買ってから
かれこれ3年か4年、ほっといていた。
ゴールデンウィークでかなり暇になって、ようやく取り掛かる気になった。
もう一往復して、もう一箱段ボール箱を運ぶ。


部屋の中を片付ける。
机の上に組み立て式のプラスチックのカラーボックスを置いて、
床に積み上げていた本や雑誌、海外の美術館で買ってきた画集、美術展の図録などを整理していく。
ロフトに積み上げていた本も片付ける。
海外旅行で持ち帰ってきた思い出の品々も、次回トランクルームに持っていけるよう一まとめにする。


かなり心に余裕が生まれないと部屋の中を片付ける気になれない。
4月が仕事暇になって、そしてこのゴールデンウィーク
解毒作用はかなり進んだようだ。


西友で晩飯を買う。
16本で480円の焼き鳥を見つけ、今日は質より量かなとそれにする。
夜、缶ビールを飲みながら焼き鳥を食べる。
Soulwax の DVD を見て、寝る。23時頃。


先輩と先日の日記のことについてやりとりをする。
僕の書いたことにあれこれ言ってくれるのもこの先輩だけだ。


Dialog in the Dark」について調べる。

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5/9(土)


腹の調子がよくなくて、6時半に目が覚める。
その後なんとなくうっすらと眠いまま1日を過ごす。


部屋の片付けの続き。
CDを売りに行こうと思う。
CDシングルの類は一気に売ってしまうことにする。
くるり、Zoobombs、Mo'some Tonebender、Hi-5、U2など。30枚になる。


大家さんに青森のお土産を渡す。


大学でお世話になった先生から分厚い冊子小包が届く。
本を出したのだろうか?なんだろうと思って開けてみたら
「事典 世界のことば 141」というもの。
http://www.amazon.co.jp/dp/4469012793/


吉祥寺へ。DiskUnionにCDを引き渡して、ブラブラする。
LibroやLOFTで時間をつぶす。
査定結果は15枚が対象外で20円。その他で4000円弱となる。


雨が降っていた木曜、金曜と違って暑くなる。
日差しの強さは夏のよう。


丸の内線で銀座へ。
グラン・トリノ」を見ることになっている。
ネットで事前予約していた席を発券する。
映画まで時間があり、銀座でブラブラする。


八重洲ブックセンターに行ったら松岡正剛コーナーがあって、
デジタオってところから出ている「松岡正剛編集セカイ読本」というのが売られていた。
帝塚山講義」「本の読み方」「分母の消息」
これらがそれぞれ薄い小冊子5冊ずつに分かれていて、
かつて毎月小出しで配本されていたようだ。
発売元のデジタオってどうも今は存続していないみたいで、店頭在庫のみ。注文不可。
後々のために買っといた方がいいんだろうな、とあるだけ全部購入。
どれも2冊か3冊ずつセットになっていて、「分母の消息」の後半第4巻・第5巻が完売。
それ以外はとりあえず入手。全部で1万円。カードで支払う。
破の教室が終わったら、次まで間が空くのでこれ読んで勉強してるか、と考える。


時間があったので、マロニエゲートに入ってみる。初めて。
ハンズに行こうとして、途中の階で見かけたチェックの柄のシャツが気に入って買う。


有楽町マリオンの前では、裁判員制度反対の署名運動が行われていた。
先日の読売新聞のアンケートでは国民の8割の人が自分は裁判員になりたくないと答えているという。
そんなことをスピーカーを通して言っていた。知らなかった。


グラン・トリノ」を見る。
その後飲みに行く。前にも行ったことのある、「五楓」で串焼きとおでん。
文章を書くとはどういうことなのか、とかそういう話をする。


ほろ酔いのまま丸の内線に乗って、
グラン・トリノ」のプログラムを見ているうちに眠る。


帰ってきてとにかく眠い。泥のように眠る。

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5/10(日)


8時過ぎに目を覚ます。
「Dialogue in the Dark」の予約手続きなどをするつもりが、
「あ、1ユニット8人予約ってできないの?」「事前に名前が要るの?」とうまくいかず。


昼、カレーを温めて食べる。
溜まっていた新聞を読む。
ようやく、1月からの溜まっていたのをクリアすることができた。


この日は最高気温28℃でかなり暑い。
部屋の中で座っているだけで汗ばむ。
部屋を閉め切ってエアコンをつけるか悩む。窓を開けることを選ぶ。
クラシックを聞く。


午後、洗濯。クリーニング屋に行く。
ランクルームに荷物を運ぶ。西友で夜に食べるものを買う。
ビール飲みながら、餃子とシュウマイを食べることにする。


ふと、もう何年と使っていない iBookヨドバシカメラに売りに出そうと思う。
もしかしたら、昨年末ノートPCを売ったときみたいに5000円になるかもしれない。
紙袋に入れて運ぶ。丸の内線に乗って新宿まで。
持っていくと、「G3ですか、G4以上じゃないと・・・、商品券100円でいいですか?」
「ああ、ああ、いいです」と僕は答える。
むしろ引き取り料が取られるかも、ぐらいの物件だったことを直前に思い出す。
ビール飲んでてこぼして、キーボードがいかれていたのだった。
そのことに気付かれたら、買い取ってくれなかったかも。
電源を入れたら普通に起動する。ホッとする。
100円の商品券をもらって、また丸の内線に乗って荻窪に戻る。


西友で買ったラムとコーラでラムコークを作って
「いやー暑かったなあ」「iBookをようやく厄介払いできた」とガバガバと飲む。
名前のない女たち」の2巻を読む。
正直な話、AV女優のインタビュー集ってやっぱ面白い。
なんかもう、とんでもない人たちばかり。
壊れそうになりながら必死で生きてるか(手首を切ったことのある女性が何人か登場する)
あっけらかんと壊れてしまっているか(コミュニケーション障害から、ホストに入れあげてバックレまで)。


母から電話があって、送ったはずの母の日の花が届かないという。
あれこれいろんな手違いとか認識のずれとかが積み重なって今回の事態を生んだということを知る。
でも、まあ、あれこれあって僕は何年かぶりにかなり不機嫌となる。


餃子とシューマイでビールを飲みながら、Panic at the Disco のライブDVDを見る。
このバンド、とてもいい曲を書く。
エモとかダンサブルとか言われてるけど、本質はそういうところにない。
いい曲を書いてギターとベースとドラムで演奏する、それだけのバンドだ。
ヴォーカルが80年代の、産業ロックに直結しそうだけど踏み止まってる青春ロックみたいな声をしていて、
そこがとてもいい。


名前のない女たち」の続きを読んで、寝る。
9連休終わり。明日から仕事。