東京小旅行(月島〜豊洲〜お台場)

3連休2日目の昨日は例によって予定はなく。
歩きたい気分となって東京駅へ。
茅場町で働いていた頃、よくサボって月島まで歩いていったなあと。


朝8時に起きて、そのまま出掛ける。
手ぶらで歩きたく、カーゴパンツのポケットにiPhoneと薄い文庫本を突っ込む。
ロード・ダンセイニの『ぺガーナの神々』
東京駅に着いてからは浜田真理子の2枚組のライブアルバムを聞く。
『ゴンドラの唄』から始まる。


休日の茅場町は相変わらず閑散としている。
働いていたのは7・8年前? 店の並びもほとんど変わっていない。
ハンバーグ丼の「津々井」や親子丼の「いしばし」
会社の入っていたビルの1階が自前のコンビニ・文具屋だったのが、
セブンイレブンに変わっていた。
昔ここで映画取らせてもらったんだよなあ。
「このビルで働いています」って言ったら許可してくれた。


永代橋に出て、遊歩道に下りて川沿いに歩く。
風が強く吹きつけてきて、真夏の空の下、涼しくて気持ちいい。
ランニングしている人たちや、ボールで遊ぶ親子。
のんびりした時間が流れている。


中央大橋を渡って、月島へ。
この辺りから上品な超高層マンションが立ち並ぶ。
もんじゃの商店街には入っていかず、さっと通り抜けて清澄通りへ。
さらにまた橋を渡る。砂色に肌色。目の前には柔らかい色彩のマンションたち。
橋の上からは昔ながらの工場も見える。
地名では佃というのか晴海というのか。
グラウンドが三面の野球場になっていて、会社の野球部の対抗戦が行われていた。
豊洲へ。今回目的地に考えていたララポートに入ってみる。
船橋のも大きいけど、これもまたでかいね。
ブラブラとする。いろんな店が入っているけど、特に買いたいものはなし。
Right-Onなんかでは服買わないし。
HMVが生き残っていた。


浮世絵美術館ってのがあって、500円払って入ってみる。
とても小さい。企画展しかやらないようだ。
この時期のテーマは隅田川の花火となっていて、
船遊びの情景や橋に押し寄せる観客たちなど。
歌川国芳や歌川国貞の名前があったように思う。
NHKで今やっている竜馬のタイトルバックで使われたという2つの絵が飾られていた。


このララポートから水上バスが出ていると知って、乗ってみる。
浅草方面とお台場方面とあって、お台場へ。500円。
小さなフェリーが水しぶきを上げて川をグイグイと下っていく。
コロナビールが売られていたので、デッキに出て背もたれに寄りかかりながら飲む。
レインボーブリッジの大きな影をくぐる。


お台場はフジテレビ主催の「お台場合衆国」で人また人。
フジの社屋だけじゃなくて、近くの公園がメインの会場になっていた。
子供たちやカップルや観光客がウジャウジャとワサワサと。
日本科学未来館もまた炎天下、入場町の列ができている。
プラネタリウムじゃなくて、「ドラえもんの科学みらい展」かな。


大江戸温泉物語へ。7周年謝恩企画ってことで2000円ちょっとで入れた。
(いつも通り3000円近い入場料だったら引き返すつもりでいた)
夏で暑いので利用者が少ないかと思いきやさにあらず。
この中もまたごった返していた。
真夏の露天風呂ってのもいいもんであって、
お湯から出てベンチに座って風に吹かれているとなかなか気持ちいい。
お湯に入っているよりも、出て風に当たっていることの方が多かった。
風呂を後にして浴衣で館内を歩き回る。
コークハイを飲んで帰る。つまみなし。
こういうところで食べてもたいしたことないしと。


テレコムセンターからゆりかもめに乗って帰ってくる。
本当はこれが半分で、後半はレインボーブリッジを歩いて、
とも最初は考えていたんだけど、「もういいや」という気分になり。
腕や顔が日焼けし始めていて、これ以上歩くとやばいかもというのもあって。
久しぶりに乗ったゆりかもめは景色を眺めているうちに寝てしまう。
東京駅から丸の内線に乗ってもやはり眠くなり。