『エイリアン・ビキニの侵略』


昨晩、友人からのお誘いで『エイリアン・ビキニの侵略』の試写会へ。
六本木のシネマート。


http://www.alien-bikini.com/
(「ビキニ美女マップ」なるページあり)


先日、渋谷のシアターNに『アンダーグラウンド』を見に行ったとき、
「ビキニ割」という宣伝を見かけてとても気になった。
こんな注意事項が書かれていた。引用します。

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このたび、シアターN渋谷での上映に際して、
"ビキニ美女はタダ"キャンペーンを実施いたします。


ビキニ着用で劇場にご来場の方は、なんとタダ!!


劇場窓口にてビキニ姿(全身)をお見せください。
当日料金無料にて映画をご鑑賞いただけます。
ワンピース水着や流行のタンキニはNG。
あくまでビキニでお願いします。


※ご注意
・女性のお客様に限ります!
・男性のお客様は絶対にビキニを着て来ないでください!
・女装をして女だと言い張るのは止めてください!
・当館にお立ち寄りの前後にビキニ姿で渋谷の街を
 徘徊するような行為はご遠慮下さい。
・もう一度言います女性のお客様に限ります!
・何らかのトラブルがあった場合、割引は中止いたします!

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で、気になる内容なのですが。
てっきり能天気なアメリカ映画かと思いきや韓国映画。意外。
「2011年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭でグランプリ」
「総予算35万円」
というところが、B級スピリットを感じさせてよし。


「都市防衛軍」を名乗るさえない男性が助けた女性が実は、っていう。
話はまあ、35万円なので。
エイリアンの乗った宇宙船を韓国軍ないしは米軍が追撃して爆破とか
そんなシーンは実写だろうとCGだろうと、ない。
どこに使ったのかなあ? ってそればかり気になりながら見た。
出演者はノーギャラ、衣装は自前、
半分以上を占める部屋の中のシーンも映るものはみな関係者の私物かもしれない。
下手すると弁当も持参、テープは友だちから余ったのをもらったとか。


でもまあなかなか面白かったですよ。
チープはチープだけど、無駄がない。
どこまで引っ張るか、どこで引き止めるか、頃合を心得ている。
変にプロっぽくもなく、変にアマチュアでもない。
そしてホドよくくだらない。
「これ、ゼッタイつまんないんだろうなあ」
という期待(?)をあっさり裏切る。


期待を裏切るといえば、ビキニ。
チラシのビキニはまごうことなきビキニなんだけど、
映画内でエイリアンの女性が着てる・履いてるのはどちらかというと下着。
しかもなんか面積が広くて野暮ったい。韓国の下着ってこういうのがメジャー?
自前だからかなあ。


ビキニ割、誰か出て来るかなあ。
10月も終わり、もう11月ですよ。