甲府へ その4

7時起き。一風呂浴びて朝食へ。
イカの刺身や鮭の切り身、海苔などはそれぞれの席にセットされていて
その他のおかずや漬物、野菜はバイキング形式になっていた。
汁物の鍋はスープ、そばがゆ、ほうとうと並んでいた。
朝から張り切ってしまい、小さな茶碗におかわり2回。
壁には秋田のいぶりがっこなど日本全国の漬物を描いた大きな地図。
食べ終えてさらにもう一風呂。


明日の「35守」開講に備え妻はチームに向けてメールを打つ。
この日他のメンバーもそれぞれのタイミングでいろいろと対応があった。


9時半過ぎ、うっちーの旦那と再度合流、
ホテルとレンタカーの精算をしてこの日の観光へ。
武田神社とワイナリー巡り。


武田神社はその名の通り、武田信玄を祀っている。
http://www.takedajinja.or.jp/
入り口に右近の橘、左近の桜。風林火山の上りが立つ。
階段を上っていくとやたらとハト胸な立派な狛犬がお出迎え。
太宰治ゆかりの桜の樹についての案内板があった。
短編「春中」にて境内の桜について触れているのだという。


鳥居をくぐる。
神社にしては珍しく能楽堂があった。
1時間後には武道の披露があるらしく袴を着た男女が集まっていた。
手水舎の屋根には数学の問題が板に書かれたのが各辺2枚ずつ掛けられている。
「方眼紙の左上から第1行と第1列に1を、
 他のマスには上と左隣の合計数を書く…」
出題者と正解者の名前が記されている。
江戸時代から続く和算の伝統か。これを「算額」という。


お参りをする。
命名にちなむ行事なのだろうか、
赤ちゃんの名前を記した紙が絵馬のように重ねられて貼ってあった。
やはりこういうところに貼り出すとなるとキラキラネームはないですね。


お参りをする。ふと横を見ると石で彫られたキティちゃんが…
山梨は石細工が有名ってことになってるけど
キティちゃんはほんと仕事を選ばない。
拝殿を挟んで反対側には水琴窟と「お水取り」用の井戸。


階段を下りていくと鎧兜を着た信玄公の等身大の人形と一緒に
写真を撮影するという観光地ならではのものがあって
せっかくなので皆で一枚に収まる。
僕は兜をかぶって赤の法被のようなものを着た。
1,100円と割高だったけどまあいいか。
帰ってから、写真から直接焼き増しして皆に配ることになった。


車に戻って、ワイナリーへ。