「映画音楽を聞く」

次回の選曲イベントのテーマを「映画音楽」と決めたはいいが、
なかなか全体の構成というかどこにフォーカスを当てるかが定まらない。
一度休憩を挟むことにしたので2部構成とするのは決めたが、
ではどういう対比の軸とするか。


・珍品と定番
・主題歌と挿入歌
・ヴォーカルありと演奏のみ
・国内と海外
・既存の曲から選んだものとその映画のために作曲したもの
・クラシックとロック


対比としなくても例えば
・一人の映画監督に絞って、作品ごとに関わった複数の作曲家を並べる。
 例)ジム・ジャームッシュ


・逆に一人の作曲家に絞って、作品ごとに関わった複数の映画監督を並べる。
 例)坂本龍一ニーノ・ロータ


・映画で使われたジャズやロック


アメリカンニューシネマ


個人的に好きな曲を並べて2時間というのも可能なんだけど
それだと平板で、流れというかストーリーが組み立てられない。
・『炎のランナー』   のメインテーマ
・『アンダーグラウンド』のメインテーマ
・『未来世紀ブラジル』 のメインテーマ など
これらをわーっと聞かされても嬉しいのは僕だけ。


意外と難しい。ふと、思う。
「映画音楽」と一口に言っても
純粋に映画の中で使われた音楽とそれをパッケージ化したサントラは
別物、というか別の次元にあるもの。
この関係性をどう捉えるか。
映画音楽としては素晴らしいけどサントラはいまひとつ。
あるいはその逆ということもある。


紹介したいのはあくまで映画音楽なのか。
それともアルバムなのか。曲なのか。映画なのか。作曲家なのか。
そこだな。そこが絞りきれていない。
そもそも映画音楽とは「映画+音楽」なのか「映画×音楽」なのか。
どちらで捉えるかで、取り上げるものが変わりそう。


前回はアルバムを持ってきて曲をかけて解説して、というものだったけど
空間を使うことや、映像を使うことも考えてみたい。


日にちは既に決まっていて、3/18(金)夜。
場所は前回に引き続き、塚田さんの「温室」にて。