北海道新幹線が開業

昨日、北海道新幹線が開業。
2月に青森帰ったときは新青森駅がそれ一色だった。
もちろん僕も乗ってみたい。函館に行きたい。
でもまあ今後は、僕が言うまでもなく旅行客を北海道に取られてしまうんだろうな。
JR東日本の力の掛け具合も変わってくる。
JR東日本としては津軽海峡から先にお客さんを取られ過ぎてもアレなので
青森と函館両方を訪れようというキャンペーンをやってるけど、さすがに無理がある。
ポスターを見るときれいでよくできていて確かに「そうか、そうだなあ」という気にはなる。
でもなかなかそんな余裕はないよね。時間とお金と。
青森の人はどうせ来るなら1日ではなく、2・3日かけてじっくり見てほしいだろうし、
函館の人だってそうだろう。
うーん、函館行くときはついでに途中下車して青森も見てね、ということなのか。
そんな控えめでいいのか。
というか新青森駅ができた時、八戸や盛岡で途中下車しましょう
なんてキャンペーンはなかったでしょう。たぶん。


これまでは新幹線が新青森までだったから観光客も来てたけど、今後はそうじゃなくなる。
確実に減るんじゃないか。どうせ北に行くなら、そりゃ津軽海峡も渡ってみたくなりますよ。
青森駅周辺の商店街が反対して、新青森駅周辺は商業施設を建てることができない。
結果どちらも寂れて活気がないという現状。
先日、「アウガ」の商業フロアも閉鎖が決まった。
青森市の「コンパクトシティ」構想は最初のうちはもてはやされたけど、
今や失敗例として語られるようになった。
なんかなあ。どうなるんだろうなあ。
三内丸山遺跡が大々的に整備されたときは隣に県立美術館も新しくできて勢いがあったけど
その後なんか新しい観光資源ができたかというと特にない。
煮干しラーメンぐらい? しかしあれも市内に散らばりすぎていて県外の観光客が回りにくい。
立佞武多がどんどん有名になってる五所川原の方がよっぽど観光客を呼びやすく、
どんどん押されていってるんじゃないか。
うーん、もどかしい。