ガムランというもの

南米音楽のイベントが終わって、
ふとしたきっかけから最近ガムランばかり聞いている。
インドネシア民族音楽
主に青銅や鉄、ないしは竹でつくられた打楽器を演奏する。
何十人もの奏者を擁して激しく打ち鳴らすのもあれば(トランス的)、
優しく幽玄な音を奏でるものもある(ヒーリング的)。
(楽器の違いが大きいのだけれど、僕にはまだその辺りはよくわからない)
バリにも伝わっていて、ケチャと一緒になった民族音楽のCDがよく売られている。


そういえば大学院生だったとき、
映画のN先生のゼミが持ち回りで発表することになっていて
ゼミテンのひとりが何のときだったか
ガムランで演奏されたスティーヴ・ライヒの「Six Marimbas」のCDを持ってきた。
これが地上で最も美しい音楽だと思うと。
現代音楽家スティーヴ・ライヒミニマル・ミュージックの大家として知られるが、
ガムランなどの反復的な民族音楽の影響を大きく受けているという。


もう一度聞きたくなってCDを探すが、見つからない。
Youtubeに音源はあったが、あのときの演奏と同じものなのかもはや思い出せない。


Six Marimbas For Gamelan
https://www.youtube.com/watch?v=7q9VsB3O7PI


うーん、こんなかんじではなかったような。
もっとテンポが遅くて、ゆったりとした。


このところ買った中では、ノンサッチのシリーズよりも
キングレコード民族音楽のシリーズ
「ザ・ワールドルーツミュージックライブラリー」の何枚かがよかった。


「中部ジャワ/ソロ、ススフナン王宮のガムラン
「中部ジャワのガムラン―青銅の輝く雨」
「バリの巨大ガムラン―バトゥール寺院のゴン・グデ」
「バリ/グヌン・ジャティのスマル・プグリンガン」