FC越後妻有

金曜は塚田さんの「温室」にて TERRAIN VAGUE
「米づくりとサッカー FC越後妻有の挑戦」を聞く。
http://terrainvague2015.blogspot.jp/2016/08/terrain-vaguevol42fc.html
女子サッカーの選手が新潟で米作りをしながら練習しているという。
なんかそういうの面白そう、と思った。


FC越後妻有は立ち上がったばかりで選手はまだ大学を卒業したての2人だけ。
(あとはコーチと監督の4人)
週に6日農業を教わり、夜は地元のチームに加わって練習。
初めての農業、田植の機械もうまく扱えない。
慣れない毎日が続くもたくさんの方に教わって
夜もあちこちの家に呼ばれて、おばあちゃんの手料理を振舞われる。
話を聞いていると愛される存在のようだ。


十日町市津南町を越後妻有という。
豪雪地帯。棚田で米を作っている。
長野、群馬の境に近く、3年に1度の「大地の芸術祭」で有名になった。
http://www.echigo-tsumari.jp/
アート作品として建てられた家や、リフォームされた民家、廃校になった小学校が
宿泊施設として利用できると聞いて、今度行ってみたいねと話していたばかりだった。


FC越後妻有はそのスポーツ部門という位置づけか。
今回お話された坂口淳さんは日本サッカー協会の地域振興という立場で全国を回っていく中で
過疎と高齢化に悩む農業の現状を目にすることが多く、
スポーツを通して活性化できないかと考えていたという。
アグリ×スポーツというテーマでどこかで実践できないかと探していたところ、
越後妻有が手を挙げた。


当面の目標は棚田の里親を増やすこと、選手を増やすこと。
(そのためのアイデア出しが最後、ワークシップとして行われた)
ゆくゆくはなでしこリーグに加わって優勝したいと。
大きな夢があるというのはいいことだ。
応援したいと思った。
試合ができるようになったら新潟に見に行ってみたい。
そして「大地の芸術祭」の宿に泊まってみよう。