桑田佳祐 の『Songs』

昨晩も早く帰ってきた。
夕食を終えて、時間があったので『ローリング・ストーン』誌のインタビュー集を読み始めた。
1960年代末から年代順に並んでいて、ピート・タウンゼントに始まって、ジム・モリソン、ジョン・レノン


22時、『Songs』が始まるというのでテレビの前に戻った。
ひよっこ』の主題歌「若い広場」を歌っている桑田佳祐
有村架純を初めとする乙女寮の6人とコラボという企画だった。
歌の合間には楽屋での寸劇めいたやり取りなど。


「悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」
「愛のささくれ 〜 Nobody loves me」
「簪 / かんざし」
「若い広場」
「オアシスと果樹園」
波乗りジョニー
「ヨシ子さん」


バックのメンバーも充実、
波乗りジョニー」では浴衣姿の女性ダンサーたちと
「ヨシ子さん」では男性のダンサーたちが登場とやたら豪華だった。
さすが NHK というか、さすが桑田佳祐というか。
そうでもしないと出ないのだろう。


「若い広場」にて6人がステージに立って、コーラス。
(ほとんど歌ってなかったように思うが…)
うーむ、これは恐らく紅白の前哨戦で、
今年の紅白は桑田佳祐が出演して乙女寮の6人が、という展開がありえるな。
長いこと出ずに(出られずに?)いたけど、
3年末の紅白で年越しライブからの中継という形でサプライズ登場している。
いわずもがな、桑田佳祐が出るというならば今年一番の目玉だ。


結局のところ、今年も 2/3 が終わって
一番よかった歌、心に残った曲というと「若い広場」だった。
ひよっこ」が話題だったので再放送を何度か見たから、
何十回となく聞いたというのもあるんだけど。
あの軽さと深さ、桑田佳祐にしか生み出せない。
とてつもない懐の広さを感じさせる。
一億の日本国民を丸ごとさらっと呑み込むつもりでいる、というような。


冷静に考えると意味不明な歌詞なんだけど
桑田節のノリで聞かせてしまう「ヨシ子さん」もよかった。
着物にパンダメイクでこけしを模したマイクでう「ヨシ子さん」 が会場を練り歩き、
最後には有村架純こけしを触らせるという。