「やきとん丸徳」

昨晩は結婚記念日から3周年のディナー。
記念日は先週だけどあれこれバタバタしてて今週へ。
成増のタイ料理屋を開拓。
2軒目は「BIRDoP」へ、と歩いていったら休みだった。
その道路を挟んで向かいの「やきとん丸徳」を覗いてみたらカウンター席が空いていた。
中に入ってみた。


ようやく入ることができた。
住んでる家から一番近い『酒場放浪記』で取り上げられた店ということで
前から気になっていたんだけど、いつ通りがかっても満席。繁盛している。
小上がりにテーブルが2つで8人、カウンターで5人か。
常連でいつもいっぱい、焼き物の煙が外に漂っておいしそう。
http://www.bs-tbs.co.jp/sakaba/shop/644.html


串焼き1本65円からと安く、4本以上でお願いしますと。
テキパキしたママが焼いた。マスターはカウンターの中と外をブラブラと。
ナンコツとシロを夫婦1本ずつ、僕はレバーを追加。
妻はオレンジサワー、僕はレモンハイ。
ナンコツは丸めて串に刺すという珍しい形態。
21時半ラストオーダーがすぐ来てしまったので、それで終わりにした。
お会計を頼むと 1,000円もしなかった。安い。


店は古いつくりなのにカウンターがしっかりきれいに磨かれていた。
100円ライターを埋めた円柱型のプラスチックの台が置かれている。
聞くと20年前、青森に住んでいるという常連さんが送ってくれたもので
元々は床屋の赤白青のサインポールを模したのが、
皆が触って使っているうちにつるつるになって斜めに塗ったのもわずかに残すばかり。
こういうところに店の味が現れる。


たまたま『酒場放浪記』の話になって、ママがそのとき撮った写真を取り出した。
僕らも見せてもらった。常連さんたちが吉田類先生を囲んでいる。
食器棚の上にはママとマスターと3人だけの写真を額に入れて飾っていた。
先生の色紙もあった。
スタッフたちも酒を飲みながら撮影していたと裏話を。


その日は2本収録で、一軒目を終えて練馬春日町の方から来たのだという。
放映スケジュールからするとここかな。
どちらかというと光が丘の「蜻蛉」
http://www.bs-tbs.co.jp/sakaba/shop/635.html


一年前から出演交渉があったみたいなんだけど、
やらせだと嫌だなと最初は断っていたようだ。
それがそういう番組じゃないと分かって出ることにしたと。
2014年11月に撮影して、2015年1月に放映。
再放送を3回することになっていて、あと1回1月頃あるんじゃないか。
見てみたいですね。実際に中に入ったときの感じとテレビで見る感じはかなり違いそう。


再放送のたびに客が増えるという。
常連さんは、今度は『おんな酒場放浪記』に出ればいいんじゃないかと。
棋士の子がいるよね」とか、「女優が出てるよね、あの背の高い」とか(実際はモデル)。
そういう話題でまた盛り上がる。


家から歩いて15分ぐらいか。
近くにこういう店があるのは嬉しいものです。