チーム青森のこと

早いものでピョンチャンオリンピックも今日で終わり。
昨晩出かけていたので見られなかったけど、女子カーリングが銅メダル。
高木美保の姉と呼ばれ続けた高木菜那が金メダル。よかったなあ。
そういえばカーリングも吉田姉妹だった。
さっきまで録画の3位決定戦を見ていた。


トリノバンクーバーと出場したチーム青森は今、活動休止して久しいという。
カーリング人口が増えて各地にチームがつくられたことにより…
ひとつの役目を終えたか。そういう存在も必要だ。
元々、本橋麻里小野寺歩も北海道の常呂町出身で、
今回のロコ・ソラーレ常呂町のチームなのだから本来あるべき姿に戻ったと言える。


チーム青森のその後のことを思うと忸怩たるものがある。
やっぱ青森、継続することができない。
長期的展望をもって進められないというか。
いや、もちろんいろいろな事情があるんだろうけど。


他の県から選手を引っ張ってくるだけではなく、
地元の小学生、中学生向けにカーリングを指導するとかそういう活動はあったのだろうか。
10歳の女の子が20歳になってチーム青森の選手として活躍する。
そういうビジョンはあったのだろうか。
競技人口が増えないことには強くはならない。
あと数年もしたら、多くの人からチーム青森の記憶は消えて無くなってしまうだろう。


そもそも話、青森で力を入れているウインタースポーツってあるんだろうか。
ないのかもなあ。スキーは各自好きに雲谷とか雪山で滑ってくれというような。
コンパクトシティ構造もとん挫し、青森市はどこへ向かっているのか。
青森県は…
最近の吊革広告で福島県の食や観光を必死にアピールしている。
そういうの、ないよなあ。


なんにせよ今、ほとんどの種目が終わってオリンピックロス。