工藤パンの「フレッシュランチ」

前にも書いたかもしれないけど、青森市でパンと言えば「工藤パン
全国区かと思いきや青森ローカルだった。
http://www.kudopan.co.jp/index.html


僕らは工藤パンで育ったと言っても過言ではなく、
高校の購買で売っていたダブルサンド、カステラサンド、カツサンドこそが
真のソウルフードなのではないかと思う。
(ここだけの話、煮干ラーメンじゃないんですよ)
最近だと「イギリストースト」が県外でも話題になってますね。
『ケンミンSHOW』にも出たとかで。
スタミナ源たれ」「ねぶた漬け」と並んで
県外の青森県民がお土産に買って帰る逸品なのでは。


なんとなく今日話題にしたくなったのは「フレッシュランチ」のシリーズ。
http://www.kudopan.co.jp/products/sweet_lunch01.html
中学の頃発売されたのかな。
おやつによく食べた。遠足の定番。
耳の無い手のひらサイズの四角い食パンの中に玉子やツナが入っている。
そう、ヤマザキの「ランチパック」と全く同じもの。
パッケージが違うだけ。


青森県民は県外に出て
・慣れ親しんだ「フレッシュランチ」がどこにも見当たらない。
・そもそも「工藤パン」を見かけない。「イギリストースト」とか。
ヤマザキの「ランチパック」がコンビ二にたくさん並んでる。
・一方でヤマザキって青森で見かけない。


というところがぼんやりとつながってって、
あるときハタと気づくものなんですね。
そして調べたり人づてに聞いたりして真相を知る。
工藤パンヤマザキと提携していて受託製造している。
そういうこともあって、青森県内ではヤマザキ製品は見つからない。
「ランチパック」は「フレッシュランチ」として売られることになる。


僕の住んでいた近くに工場があったんですね。
(正確には子会社の「幸福の寿司本舗」の方)
バスに乗って青森駅の方に行こうとするとチラッと見えるとか。
そういうのも妙に懐かしい。


会社のサイトを見てみると社長挨拶のところに
「昭和7年4月、工藤パン創業者工藤半右衛門は
 青森県むつ市赤川駅前において、小さなパン屋を開業しました」
とあって、そこからここまで大きくなったのかと驚く。
その他、見ていて「ふーん」と思ったのは
青森放送(RAB)60周年記念コラボの「イギリストースト」が出ていたこと。


僕も知らなかったことに
「フレッシュランチ」に「イギリストースト」があるんですね。
これは「ランチパック」にはないはず。
年末に青森帰ったときには絶対食べるぞ、と心に誓うのであった。


イギリストースト」についてはこちらを参照。
青森県民が泣いて喜ぶ「イギリストースト」って何だ?』
http://nikkan-spa.jp/438281
イギリス大使館に許可を取っていたという話が泣ける。