青森帰省 その4

昨晩は酒場放浪記4本のうち2本を見て寝た。
 
5時に目が覚めて、一昨日・昨日の朝そうしたように
窓を開けて明け方の冷ややかな空気を部屋の中に入れてうつらうつらする。
今日は青森も30℃近くまで上がるようだ。
しかし暑いのも1・2週間だろうか。
昨日の浅虫ではトンボが飛んでいた。
 
7時に起きようとしたところに電話が。
毎年お盆の時期に叔父が夜発って車で一晩かけて青森まで来て、
うちに立ち寄って仏壇に上げる果物を置いていく。
恒例の、今別の海でキャンプをすると。
一緒にいた姪っ子はすっかり大人になって何歳なのかよくわからない。
 
部屋のあちこちを雑巾がけして、机と椅子を折り畳んでしまう。
なつぞらを見ながら朝食。カレーの残り。
高校野球津田学園履正社履正社が圧倒的に強い。
この4日間、グラスに氷を入れて青森の水をグイグイ飲んでいた。
その最後の一杯を飲む。
 
9時半、家を出てバス停へ。
時刻表を見ると今日明日と三内霊園までの臨時のバスが出ている。
さほど遅れずにバスが来る。新青森駅まで乗って行く。
10数分で着く。途中ヤクルトのスイミングスクールの前を通るのが懐かしい。
新聞紙で包んだ花束を抱えたおばあさんたちが乗ろうとして、
行き先が三内霊園ではないと知って乗り込むのをやめる。
 
一時間前に駅に着いて、コインロッカーに荷物を預けて
会社へのお土産や新幹線の中で飲む酒を買う。
青森りんごのチューハイやリキュール、日本酒だと「作田」など。
家で飲もうと桃川が出している「青天の霹靂」の純米大吟醸を買ってみた。
つまみはいつもの嶽きみ天ぷら。
 
新青森駅始発だったので早めに乗ることができた。
発車直前、「座席あってますか?」と確認する男性が。
特急券を見ると新函館北斗駅行きで向かい。
あ、と思っているうちに発車してしまった。
その男性は「何とかします」と言っていたが、その後何とかなっただろうか。
八戸から引き返したか。
 
11:15発。車内販売はなかったが、盛岡までガラガラで通路に立つ人もわずかだった。
道中は成田本店で買った『めご太郎』を読んで過ごした。
缶ビールは1本だけ、日本酒は少しだけ、
あとは缶チューハイをロックアイスで冷やしながらとしたので
氷の解けた水で薄まってあんまり酔わずに過ごした。
予定通り14:30東京到着。
秋田の大雨で出発が遅れた3日前が遠い昔のようだ。
 
東京はもわーんと暑い。
昨日一昨日と少し涼しかったみたいだがそれも幻か。
しかし車内モニターのニュースを見ると東京はの最高気温は33℃と。やはり涼しいのか。
青森が涼しすぎたのか。
 
中央線を新宿で下りて大江戸線に乗り換える。
外国人の女性2人に呼び止められる。
観光客なのだろう。お揃いのゴジラのTシャツを着ている。
もしかしたら昨日までのコミケを見に行ってたのか。
東新宿に行きたいというのでどっちに乗ったらいいかと。
妻が、隣の駅で乗り換えだけど方向が同じなので、じゃあ一駅一緒に行きましょうと。
妻が聞くとジェノバから来たという。
都庁まで下りて、向かいのホームではなく階段を上ってからまた下りてと伝えてみたけど、
うまく乗り換えできただろうか。
 
光が丘に着いて、LIVIN で買い物して帰ってくる。
この4日間、サンダルが合わなくて足が痛かったという妻の荷物を抱えて歩く。
ようやく家に到着。みみたがお出迎え。
4日間いつものペットシッターに来てもらっていたけど、お留守番よくできました。
ネズミのおもちゃが4つ糸の先に付いた釣り竿、遊びすぎて3つが取れてしまったと報告書に。
そのみみた、最初はスリスリして遊ぼうとせがんできていたのが、
妻が疲れて寝てしまうと横で丸くなった。
荷物の片付けが終わって、母に電話する。
次は正月かと聞かれ、
もしかしたら9月か10月に休みが取れたらまた行くかもしれないと伝える。