青森へ その1

年に1回の1週間の休み、今年は下期に取れそうもなく急遽この時期に。
かといって金もないのでふらっと海外旅行に行けるわけでもなく、
妻は既に夏休みを取得済み。
じゃあってんで青森に帰ってブラブラ過ごすことにする。
ここ数年は妻と一緒に帰るのであちこち出掛けてなかなかゆっくりできず。
久しぶりに独身時代のように本を読んでようと。
朝起きてリュックサックに本を詰めたらズシリとかなり重くなった。
 
7時起きで準備を。モバイルバッテリーや Wi-Fi など。
月曜なので空き缶や空き瓶をゴミ収集に出して、梨を剥いて食べた。
妻が駅まで送ってくれた。
その前に図書館に行って本を返す。
9時前、男性のお年寄りが10人以上待っていた。
 
中野坂上で乗り換える。
東京駅は結構混んでいた。
3連休の3日目、まだまだ出かける人は多いし、
外国人観光客ならば連休も関係ない。
 
昼に食べるものを買うために大丸の地下へ。
あれこれ迷った末に
天一の天丼と、前から気になっていた Paul Bocuse 
というフランス料理の店のプロヴァンス風ローストチキンを。
今回は缶ビールは控えるつもりが、
見てたらついつい飲みたくなって缶ビール、缶チューハイを買ってしまった。
母に東京駅にいるのでなんか買って帰るかと聞いてみたら
台風が来てるから何も買わずに、荷物を増やさずにまっすぐ帰ってきなさいと。
 
11:20 東京駅発。
台風17号が接近しているが、今のところ遅れはなし。
ホームから空を眺めると雲がえらく速く、モワッと暑い。
弁当を食べながらこのところ読んでいた
ジェイムズ・エルロイ『ビッグ・ノーウェア』の下巻を。
だいぶ佳境に入ってきて、読んでいるうちにあ青森に着く。
東京・上野でほとんど満席だったかな。
新青森駅に着く頃にはガラガラ。
十和田のトンネルを抜けると窓が雨粒で覆われていた。
ホームに下り立つと大雨。寒かった。
短パン、サンダルで来ていたら大変なことになっていた。
 
30分ほど待って特急つがるの自由席に乗って青森駅へ。
バスに乗って家に帰った。
リュックサックを置いて一息つく。
母がお茶を入れてくれる。
鑑定団の再放送を一緒に見る。
このところ腹の調子がよくないという。
 
19時、夕食。
母の力というものはすごいもので、天ぷらが食べたいだろうと買ってきたと。
昼無性に食べたくなって新幹線の中で食べてきたとは言えず…
マグロとイカの刺身も出て、「八甲田」という酒を一杯だけ飲んだ。
母が食器を洗うので、拭くのを手伝う。
酒場放浪記を一緒になって見る。
『ビッグ・ノーウェア』を読み終える。
23時までには寝ようと思う。