イチゴ狩りが一年中できる場所が日本で唯一、鶴見にあるという。
妻がドライブがてら行ってみるというのでついていく。
「東京ストロベリーパーク」
東京電力系の火力発電の会社が運営している。
なるほど、発電で余った熱で年中温かく一定の気温を保って、ということなのだろう。
12時半頃家を出た。
この日は即位のパレード。
都心に近づくと交通規制で混んでるかと思いきや、案外そんなことはなく
環七から第一京浜に出てあっさりと着いた。
京成線の生麦駅の脇を通り過ぎると大規模な物流センターと現代的な工場が並ぶ。
キリンビールの工場も生麦だった。
駐車場の場所が分からず、まごまごしているうちに通り過ぎて大きな橋を渡り大黒ふ頭へ。
港湾施設のひと気のない風景の好きな人にはたまらない。
スカイウォークという展望台? もあるようでこの辺り隠れた穴場なのかもしれない。
実際車を道端に停めている人たちも多かった。
今度また来てみようと思う。
車を停めてストロベリーパークへ。
背後に火力発電所の白くて長い焼却施設が2本そびえ立っている。
その下に苺をモチーフにした建物があるというのは何ともシュール。
13時半に着いて、苺食べ放題は14時からの回に空きがあるという。
料金は1月から6月までの苺のシーズンだと2,100円で、今の外れたシーズンだと3,100円。
かなり高い。レアだからしょうがないのか。
受付の女性もカフェの店員もバイトなのかなーんかゆるい。
客が来ようが世間話をしていたり。いいのか、東電。
レストランもビュッフェのみで休日は2,800円。
この値段設定で客は来るのだろうか……
気を取り直していちご狩りのハウスへ。
前は発電所の野球場だったのか、スコアボードが残っていた。
入って14時を待つ。
エントランスは中心に水槽が置かれていて水が絶えず循環し、小さな魚たちが泳いでいる。
シーズンから外れているからか、他に客は10人ちょっとぐらいだった。
やはりカップルや女の子たちのグループが多かった。
ハウスの中は苺の列が向こうの奥まで10本以上並んでいたか。
それが真ん中の通路でふたつに区切られていて、その日収穫してよいエリアが決まっている。
エリアによって品種が決まっていて、
この日はとちおとめ、あきひめ、よつぼし、信大BS8-9の4種類だった。
苺はまだ白いものが多く、真っ赤に熟したものは少ない。
しかし葉陰を探すとしっかり色づいたのが残っていた。
やはりとちおとめが甘くておいしいかな。
この日は雑誌の撮影なのか、モデルっぽい男子と撮影スタッフの一団も来ていた。
14時半、ストロベリーパークを出て川崎ラゾーナへ。
昼を食べて帰ってきた。僕は結局いつもの金子半之助。妻は鯛ラーメンの店で。
15時なのにフードコートはいっぱいで、館内どこもかしこも混んでいた。
日の暮れないうちにと16時には出る。
それでも馬込を抜けた辺り、246と交差する辺り、環七を離れて練馬駅の近くで少し渋滞。
17時半過ぎに着いて笑点。