昨晩はクリスマスイヴ。
駅ビルの地下で寿司と刺身を買って帰った。
ケーキの店やオードブルの店は行列になっているが、魚屋はそうでもなかった。
刺身のプラスチックの容器にもこの日ばかりはクリスマスツリーのシールが貼られていた。
僕ぐらいの年の息子と僕の母ぐらいの年の母親の二人連れが
割引になったパックを買ってレジに並んでいる。
母親は体が丈夫そうではなく、
しょぼくれたジャンパーを着た息子は働いてなさそうだった。
その次に並んだ。
家に帰って妻と寿司を食べた。
妻は言う。「みみたもクリスマス3年目だ」
そうだ、11月生まれということになっていて3歳になったんだ。
週に一度か二度、猫用の煮干しかかにかまスライスをあげていたのが、
今日は両方をあげることにした。
ペロッと平らげていつものように給餌機の口に手を突っ込んでガシガシする。
「アローン会」毎年やってるのだろうか。
オードリーの若林も結婚して、
昨日はバカリズムが元アイドルと、という突然の報告が。
次は「又吉あたりいくんじゃない?」と妻は言う。
独身を貫いて60代、70代になった人生の先輩たちが登場する。
その中の一人は趣味を貫き通して
部屋の壁に昆虫採集のようにラジコンカーをつるして飾っていた。
僕も一歩間違えば、というか本当だったらこういう人生だったんだよなと。
いろんなことをありがたく思う、2019年のクリスマスイヴ。