ピザトーストなど

 
日曜は10時から『小さな村の物語 イタリア』の再放送を見る。
トマトの採れる地方では採れたての新鮮なトマトをすぐトマトソースにして瓶詰に。
それを保存しておいて一年を通して楽しむ。鮮度で味は大きく変わるらしい。
別の番組で見たけど、イタリア人はトマトを生で食べない。
タバスコは使わない。ピザや唐辛子の入ったホットオイルをかけて食べる。
 
見てると食べたくなって、昨晩はミートソース。
今日の昼はピザトーストをつくった。
ピザソースを買ってきて5枚切りのパンに塗る。
玉ネギをみじん切りにする。ピーマンは輪切り。
カット済みにしてパックに入ったマッシュルームを使うと楽。
最後にサラミを乗せてとろけるチーズを。
トースターで焼いて、チーズがグツグツして固くなった頃に取り出して食べる。
20代後半、朝よく家でつくって食べてたな。
 
イタリアにはピザトーストなんてないんだろうな、と思う。
もしかしたらアメリカにもないのか。
都内の喫茶店が案した、というのをどこかで読んだことがある。
(今ちょっと調べてみたら有楽町の「紅鹿舎」で1964年とのこと)
ナポリタンやたらこスパゲティのように日本人がアレンジして生み出した発明。
 
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前にも何回か書いたことがあるけど、
僕らが高校生の頃、モルモン教の若者二人組が熱心に布教活動を行っていた。
半袖の白いYシャツを着て流線型のヘルメットをかぶって
スポーツサイクルに乗って新町や古川を走っていた。
一緒に遊びませんかと誘われる。
友人がついていったことがあって、公園でバレーボールをしたという。
特にモルモン教に誘われることはなかったようだ。
布教というよりもイメージアップが目的だったのか。
地方都市の青森市にいたぐらいだから、あの頃は全国にいたのではないか。
 
なんでそんなことを改めて思い出したかというと
今読んでいるルーシャス・シェパードの短編集『ジャガー・ハンター』を読んでいたら
彼らが何でいつも二人組かというと、相手が堕落しないように見張っているから、とあった。
なんかモルモン教徒らしい。
 
今はさすがにこういうことしてないんだろうなーと思って調べてみたら
英会話教室を無料で提供しているのを見つけた。
そうか、この方が効果的かな。
大学を卒業した若い男女を宣教師として全世界に派遣していて、
奉仕活動の一巻であるため無料なのだという。なるほどなあ。