Wikepedia より引用。
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され、その後断続的に多誌に発表された沼正三の長編SF・SM小説。なお、本作
品はマゾヒズムや汚物愛好、人体改造を含むグロテスクな描写を含む。
婚約中のカップルである日本人青年留学生麟一郎とドイツ人女性クララは、
ドイツの山中で未来帝国EHS人ポーリーンが乗った未来世界の円盤の墜落事故
に巻きこまれ、それがきっかけで未来世界へ招待されることとなる。
を大英宇宙帝国)は、白色人種(特にアングロ・サクソン系のイギリス人)の
「人間」を頂点とし、白人に隷属する黒色人種の半人間「黒奴」と、旧日本人
している)の3色によって構成される、厳然たる差別の帝国である。
ヤプーに対しては、EHSの支配機構は抵抗するものを屈服させるのではなく、
あらかじめ白人を神として崇拝させ「奉仕する喜び」を教えこみ、喜びのうち
に服従させるしくみである。(以下略)
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その筋では神話的な作品。
残りもう一冊が何かは今思いつかないけれども。
読んだことはあるかというと正直僕はない。
だけどその伝説の尾ひれに時折触れながら育ってきたようにも思う。
以下、多少なりとも知ってる方に向けての話。
どこかで聞いたことあるけどどういう作品だったっけ? と。
Yahoo! 検索してみたらこんな補完が。
「ヤプー プレミアム会員」
「ヤプー トラベル」
「ヤプー 天気」
「ヤプー 知恵袋」
ヤプーのプレミアム会員ともなれば
そんじゃそこらの高級SMクラブがミジンコの飼育に思えるような
目くるめく体験が待っていることだろう。
その先に待ってるのは死か発狂かというような。
しかしどこをどう打ち間違えたらヤフーをヤプーとなるのか。
まあ、ヤブーとしても同じような結果になるんだけど。
学生時代、読んでみようと思ったけど寸前でやめたことがあった。
就職活動の時期で、マスコミ業界攻略本のようなものを買ってみて読んでいたら
投稿された先輩の体験談をミニコラムとして紹介するという趣旨だった。
面接でこんなことを聞かれたのでこう答えました、というような。
しかし準備期間が足りなかったのか、この投稿が全然集まらなかったようで、
同じ女性のばかり出てくる。
それが『家畜人ヤプー』を全巻読みましたというもので……
その経験がこんなふうに活かされていると手を変え品を変え熱弁をふるったら出版社に受かったようだ。
(それって要するにこのマスコミ業界攻略本を出してる出版社に受かったのではないかと思う)
なんか軽くめまいがした。右を見ても左を見てもヤプー。現実世界に侵食してくる。
この世界がプチヤプー化されていく過程を見せつけられているような。
これ以上のヤプー体験はあるだろうか、読まなくてもいいやとつい思ってしまった。
世界ヤプー化計画が実際どこまで進んでいるのかというのは
ヤプー知恵袋に相談してみたいところではあるが。