台風14号が近づいて、一昨日からめっきり寒くなった。
布団の中にみみたが入ってくるようになった。
明け方気が付くと足元で丸くなっている。
寝返りを打って思わず蹴ってしまうとガブガブ噛みついてくる。
僕が布団を出ると、妻の方へ。
妻の足や腕にピトッと前脚をかけて眠る。
妻はなかなか起きられずにいる。
先日、みみたがやたら食べるようになった、と書いた。
調理した後の流しの上に乗って水を張ったフライパンをペロペロする。
三角コーナーの生ごみを漁ろうとする。
僕が立ってキッチンに歩いていくだけでニャーニャー鳴く。
油断も隙もあったもんじゃない。
味噌汁の出汁を取った後の小袋を捨て忘れていると必ず見逃さず、
咥えて引きずり降ろして床にぶちまけたりする。
味覚が変わったのか、以前は猫缶を食べなかったのが最近はまた食べるようになった、
ということを書いたこともあった。
あ、と気づいた。実に簡単なことだった。
ただ単に僕が在宅勤務になって
毎日毎食手づかみでカリカリをあげているから腹が減るんだ。
日中の分をと給餌器を使っていた頃は
給餌機の口に前脚を突っ込んでは一日中ガシガシやってカリカリを落としていた。
あれで毎日たらふく食ってたので、他のものに見向きもしなかったのだ。
やっぱ、子猫の頃からあんまり食べ物をあげすぎないのがいいんですね。
小さい頃から給餌機で食べ放題だったのでそのまま大人になって食い意地の張ったまま。
しまったな。今更戻れず。
給餌機で食べすぎてたから手であげるようになったら
足りない足りないとあちこちあさってばかり。
フェルトのボールをキッチンでむしるようになったとも書いた。
新しいボールを与えると朝、無残なことに転がっている。
あれも僕が台所に立って料理をするのを真似してるのかなと最初思ったけど、
夜中腹が減りすぎてて毛糸が食えるんじゃないかと試してみたのだ。
うーん、もっとあげるべきなのか。
でも安易に増やすと昨年の健診のように太り過ぎと言われる。
朝と昼は少しカリカリを減らしてその分夜を多めにとしてるんだけど、
そしたら朝と昼にニャーニャーせがまれることが増えただけだった。
結局のところみみたの胃袋のコントロールしてるのは
僕ら人間ではなく猫のみみたのまま。
元気なことはいいんだけど。