10月の一時、寒くなってきたときは布団に入ってきたみみたが、
床暖をつけるようになってからはべったり貼りついて布団に近寄らなくなってきた。
真冬になるまで見向きもしないか。
コロナ禍で半年近く遠出せず。
ようやく、注意しながらの旅行ならそろそろありかと。
今週末南房総へ。昨年2回訪れた温泉宿に泊まる。
……となるとその間みみたの面倒をペットシッターにお願いするわけで。
でも今のところ頼む予定もないし、
でも彼らもこのご時世大変だろうなと心苦しく思っていた。
昼夜と来てもらうときだけカリカリをあげるとしたいが、
お留守番のみみたもそれだけだと空腹だろうと
在宅勤務になってからはずっと僕が定期的に手で上げていたのを
月曜試しに、半年ぶりに給餌機に電源を入れてみた。
カリカリをタンクになみなみ注ぎ込む。
そしたら飛びついてきてさっそく吐き出し口に手を突っ込んでガシガシする。
1階にいて仕事をしていると2階からドタンバタンと柔道の乱取りのような音がする。
上がってみるとキッチンの奥とかとんでもない場所に給餌機が移動していて、
粉砕されたカリカリが辺り一面に広がっている。
それならまだよくて。
どんだけ嬉しかったのか一日中、一晩中、気が向いたら給餌機に手を突っ込んでいて、
挙句の果てには火曜の夜盛大に食べたカリカリを吐いた。
オマエの胃袋どんだけ入るんだよってぐらいに。
夜も寝ていた時にガシガシ、オエオエとやったようで妻が起きて片付けたようだ。
仕方なく昨日、水曜からまた電源を落とした。
これで週末どうなるのか、
ペットシッターの方が来ても給餌機と取っ組み合っていて見向きもしない、
それどころかみみたが床に吐いた後始末をしなきゃいけないことになったら……
なんだか頭が痛い。
みみたをしかってもキョトンとしている。
しかし好きなだけ腹いっぱいカリカリが食べられるとなると
僕らが夕食を食べているテーブルに飛び乗ってフンフンしたり、
キッチンを漁ったりはしなくなるわけで。
ほんと悩ましい。