石神井公園へ

予定のない土曜。妻と散歩がてら石神井公園へ。
大通り沿いではなく、住宅地の中を適当に。
歓声が聞こえてきて、ああ、運動会のシーズンかと。そちらに向かう。
中学校。グラウンドの端に生徒たちの座る椅子が並んでいて
応援団なのか男子が2人大きな黄色い旗を振っていた。
このご時世なのでフェンス代わりの網に
「生徒のプライバシーを保護するために写真撮影を禁止します」みたいな貼り紙が。
そういえば父兄の姿はなかったような。
スタートのピストルが鳴ると女生徒がトラックを走って
グラウンドの中の集団に入っていって棒か何かのやりとりをしていた。
 
先日僕が一人で入ってみた町中華の「辰巳軒」に今度は妻と二人で入る。
生ビール、餃子、ハムカツ、春巻き。お代わりはハイサワー
カツカレー、半チャーハン、レバニラ炒め。調子に乗って食べ過ぎた……
 
石神井公園へと歩いていく。
妻がボートに乗りたいという。足漕ぎのボートに乗る。30分で600円。
前の席ふたつにペダルがあってひたすら漕ぐ。
二人だとペダルが軽いのに、一人だと急に重くなる。
ハンドルを右に左に「面舵いっぱーい」と言ってみたり、
カップルの乗ったスワンボートを追いかけてみたり。
夕暮れに差し掛かった光が湖面に反射してきれいだった。
池の真ん中にある眼鏡橋をくぐって折り返す。鴨がボートの後を付いてくる。
戻ってきて時間があったのでボートを停めて一休みする。
父親にサポートされながら手漕ぎボートを一生懸命漕ぐ女の子がいる。
池の端に囲われた一角があったので行ってみると丸々と太った鮒がいた。
うかつに指を水面に出すと齧られそうな。
 
ボートを下りて遊歩道を歩く。
トイレ休憩でふるさと文化館に入る。
としまえんのゴーカートが展示されていた。
過去の展示の図録に交じって練馬区各地区の散策ガイドのような本があって、買ってみた。
妻は以前の企画展のものなのだろう、明治・大正・昭和の俯瞰図を全国から集めたのを買った。
 
帰りもまた適当にブラブラと歩いて帰ってくる。
夕暮れ。だいぶ日も傾く。
そういえばこの辺りに坂上二郎邸があったと聞いたな。
家に帰ってきて風呂を沸かす。
妻が iPhone で見てみると1万6000歩だったと。
足漕ぎボートもかなり運動になったな。
こういうボートに乗ったの、生まれて初めてかもしれない。
青森にはこういうボートのある池や湖ってなかったような。どうだったっけ。