和光市駅まで散歩

予定のない土曜。妻は終日外出。
天気もいいし、昼を食べに行きながら散歩するかと。
いつもなら石神井公園に行って
辰巳軒でビールを飲んでカツカレーとするところなんだけど
今日は新しいところに行ってみようかと思い、和光市駅まで。
 
笹目通り北へ。川越街道にぶつかったら西へ。
理化学研究所の広い敷地に沿って歩く。
壁が続いていて一般人は入れないが、
壁よりも高く桜が咲いているのが見える。
向かいはホンダの研究所。
横断歩道を渡ろうとボタンを押すが、なかなか青にならない。
広い道路なのでむしろ申し訳ないことをしてしまったなと思う。
見るとあちこちに横断歩道。そちらを上るべきだった。
 
和光市駅前のエリアに入る。30分ぐらいであっさりと着く。
食べログで一番点数の高かったラーメン屋に入って食べた。
食べ終わる頃には満席で外にも待っている人がいた。
 
駅前は駅ビルとイトーヨーカドーとチェーン店ばかりでパッとしない。
東武東上線では住みたい街No.1だとか、若い家族に人気とか聞くが……
週末の散歩に次来ることはないかな、と思った。
 
和光市は「113番元素ニホニウム発見のまち」だそうで、
理化学研究所もあるからか、町のあちこちにそのアピールが。
歩道橋を渡ったら「ニホニウム通り」とあって
遊歩道にも「原子番号115 モスコビウム 元素記号Mc」といったプレートが。
それが116、117と続いていた。
散歩していて目新しいのはそれぐらいか……
と思っていたら。
 
駅から南に歩いてきて
理化学研究所の西側の大きな交差点まで戻ってくる。
来た道を辿るなら川越街道に入って東へ。
これをそのまま南へ歩いてみることにした。
遠回りになるが、時間もあるし、まあいいかと。
東京外環自動車道の脇を歩くような感じ。
この通りが、理化学研究所税務大学校と広い敷地を持つ施設の横を
一本道となっていて、ひと気のないわりに緑が多く、心地よかった。
理化学研究所の柵の中はちらほらと家族連れが歩いていた。
職員の家族なのだろうか。
 
和光市から練馬区に入った途端、農地が増えた。
光が丘に向かう道へと曲がる。
白子川を渡り、1月に妻と散歩した「清水山の森」の端を通った。
そのうちに見慣れた土支田通りに出た。
 
かなり大回りして帰ってきた。
僕の足だと片道1時間ぐらいか。
往復の運動にはちょうど良かったけど、
妻と散歩するならばこのルートを和光市駅まで行って
一駅乗って成増で1・2杯飲んでバスで帰ってくるのがいいかな。