体育のマットというもの

昨晩、夢うつつの中であれこれ考えていた。
体育の時間のマット運動や跳び箱がほんと嫌だった。憂鬱だった。
小学校の頃は泣きべそかきながらやってたかもしれない。
 
それはそうと。
あの頃、マットは洗っていたのだろうか……
使いっぱなしでいろんな子供たちの汗(と涙)が
沁み込むがままになってたんだろうか……
 
あんな大きくて広いものを洗うような
特殊な洗濯機はあるとは思えず。
80年代にはファブリーズもなかった。
抗菌加工とか。たぶん。
 
妻に聞いてみたら「洗うわけないでしょ」と一喝。
やっぱそういうものかな。
頻繁に買い替えるしかなかったのか。
しかしそんな予算あったのか。
 
でも臭いがひどかった、という思い出もない。
カビてるような独特な粉っぽい臭いはあったが。
あれが好き、懐かしいという人はいただろうな。
 
昔なら「そういうもんだ」で済んだけど、今ならどうなのだろう。
調べてみたら、やっぱそういうクリーニングサービスがあった。
そりゃそうですよね。
用具室でそのまま行う。
洗剤をかけて、ワックスがけの機械みたいなのでマットの表面をなじませて、
水を吹きかけた後に汚れを吸引して、裏返して同じように。
その後数時間乾燥させる。
 
なるほどなあ。
体育館から運んで巨大な洗濯機に突っ込むではないんだな……
それができても生地が傷むだけか。