先週買ったCD #50:2021/09/20-2021/09/26

2021/09/20: TowerRecords 光が丘店
チャットモンチー 「生命力 Forever Edition」 \3740
 
2021/09/20: www.hmv.co.jp
中森明菜 「Listen To Me -1991.7.27-28 幕張メッセ Live<2021年30周年リマスター>」 \3000
砂原良徳 「LOVEBOAT Optimised Re-Master」 \3080
Frank Zappa 「Zappa: Original Motion Picture Soundtrack」 \2640
Laura Nyro 「Trees of the Ages: Laura Nyro Live in Japan」 \1807
Sharon Van Etten 「Epic Ten」 \2103
Coil 「Love's Secret Domain (30th Anniversary Edition)」 \3951
Buena Vista Social Club 「Buena Vista Social Club (25th Anniversary Edition)」 \2310
 
2021/09/21: diskunion.net
小泉今日子 「Best of Kyong King +3」 \6602
The Jam 「The Gift Deluxe Edition」 \1330
 
2021/09/22: tower.jp
細野晴臣 「Paradise View」 \2515
MetallicaMetallica Remaster Deluxe」 \4290
Joe Jackson 「Look Sharp!」 \1100
Emmylou Harris 「Ramble in Music City: The Lost Concert (1990)」 \2152
 
2021/09/22: www.amazon.co.jp
Mano Negra 「Best of Mano Negra」 \894
 
2021/09/24: ヨドバシカメラ新宿西口店
カーリングシトーンズカーリングシトーンズ デビューライブ! ~カーリング・シトーンズと近所の石!~」 (\3300)
Nora Jones 「'Til We Meet Again ~」 (\2860)
ヨドバシカメラのポイントで
 
2021/09/24: www.amazon.co.jp
Extreme 「Pornograffitti Deluxe Edition」 \2400
 
2021/09/25: www.amazon.co.jp
Van Halen 「A Different Kind of Truth」 \20
 
2021/09/25: www.hmv.co.jp
チャットモンチー 「告白 Forever Edition」 (\3441)
HMV のポイントで
 
2021/09/26: diskunion.net
YBO2 「Greatest Hits Vol.2」 \3056
 
2021/09/26: tower.jp
Creedence Clearwater Revival 「Mardi Gras」 (\2305)
タワレコのポイントで
 
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Extreme 「Pornograffitti Deluxe Edition」
 
23日の秋分の日、身近な場所へのドライブということで所沢の航空公園へ。
行きは東京FMで住吉美紀の『Blue Ocean』を聞いた。
妻が車で通勤するときによく聞いている番組。
帰りもラジオで、と局を変えていたら
NHK FMがなんと、『今日は一日ヴァン・ヘイレン三昧』
すげー! いいのか!? NHKが。クラシックファンが怒らないか?
いや、でも、Van Halen いいわー。
サミー・ヘイガーもうまいけど、やっぱデイヴィッド・リー・ロス時代だよなあ。
2枚目~4枚目の頃も、3代目ヴォーカルのゲイリー・シェローンの頃も、
ベストアルバムに新曲として収録された曲も、いろんな曲が流れた。
知らない曲も多かったけど、どれもいい。
常に一定以上のクオリティを保っていて、痛快にして深みがある。
家に帰って、90年代以後のアルバムは持ってなかったから
中古で安いのを何枚かオーダーした。
夜になってからも時々、ラジオで続きを聞いた。
 
番組では”一日ヴァン・ヘイレン”となっていて昼の間は確かにそうだったんだけど
夕方近くになってからは
エドワード・ヴァン・ヘイレンに影響を与えたギタリストの紹介ということで
アラン・ホールズワースの曲がかかったり、
エドワード・ヴァン・ヘイレンがゲストで参加した曲ということで
マイケル・ジャクソンの ”Beat It” が流れたりで
リスナーを飽きさせないための工夫だったんだろうけど
うーむ、ここは硬派に Van Halen 縛りを貫いてほしかったな、と思った。
その中でかかったのが、ゲイリー・シェローンが元々やっていた
Extreme の”More Than Words”
妻も、あ、この曲知ってると。
全米No.1にも輝いている。
 
思えば高校時代、洋楽と言えば
周りが聞いていたのはハードロックやヘヴィメタルであって
その中でも友人たちがよく聞いていたのが、Mr.BIG や Extreme だった。
これが全国的にそうだったのか、青森県がそうだったのか、
うちの高校だけがそうだったのかは分からない。
文化祭で軽音の友人二人が
アコースティックギター2本で ”More Than Words” をカバーして、
それを映画部だった僕がビデオで撮影したということもあった。
僕も CD を貸してもらってテープにダビングして聞いた。
”More Than Words” の収録された2作目「Pornograffitti」は1990年の作品で、
あのときの文化祭が1992年か。
インターネットなんてものがなかったあの頃、それぐらいのタイムラグは、
特に青森ならば、普通のことだった。
 
僕らの間では、Extreme の話題と言えば
ほぼギターのヌーノ・ベッテンコートだった。
今でこそ Extreme はファンク・メタルと呼ばれているが、
当時の僕らはファンクの何たるかを知らない。
得体のしれないヌメヌメのある、だけど無茶苦茶上手い、
しかも長身のロン毛でセクシーだと。
ギター小僧の憧れだった。
 
また聞き直したくて、「Pornograffitti」のCDは持っていたけど
2015年に Deluxe Edition が出ていると知って、在庫のあるうちにそちらを。
艶のあるというか
男くさい無骨なハードロックの中にしなやかな、爬虫類的なものがあって。
やっぱこのアルバムだなー。
高校時代以来、実に四半世紀ぶりに聞いた。
ファンク・メタルと言ってももちろんブリブリのディープ・ファンクではなく。
”Get The Funk Out”のように
ホーンセクションの入っても違和感のないメタルとでもいうか。
ファンクというよりも冒頭の”Decadence Dance”のようにスカッと爽快なメタル。
メタルだと直線的なベースとドラムが多い中では、リズムのパターンが多彩かな。
今回のラジオ番組で言われて気が付いたけど、
確かにゲイリー・シェローンの声はデイヴィッド・リー・ロスに瓜二つ。
デイヴの歌い方からコミカルで人懐っこいところを除くとゲイリーの声となる。
 
Deluxe Edition の2枚目はエディット違い、ミックス違いが多い。
”More Than Words”だけで10曲のうち、4曲。
パーカッションが入ってないバージョンとか、アカペラでコンガが入ってるとか。
うーん、だったらデモやライヴ音源を入れてほしかった。
彼ら、90年代の全盛期にはライヴアルバムを残してないんですよね。
 
その後、3作目「III Sides to Every Story」(1992)と
4作目「Waiting for the Punchline」(1995)はリアルタイムに買って聞いたけど
いまいちピンと来なかった。考え過ぎというか。
その後何度か再結成を繰り返し、その間でゲイリー・シェローンが
Van Halen に参加している。
ラジオで聞いた話ではマネジメントが一緒だったのがきっかけだったかな。
ヌーノ・ベッテンコートがエドワード・ヴァン・ヘイレンに多大な影響を受けている、
というのもあるか。
 
エドワード・ヴァン・ヘイレンが亡くなってこの10月で1年となる。