メンチカツ丼

メンチカツ丼というメニューはカツ丼と比べてどうしてメジャーにならなかったのか?
レシピサイトを見ると余り物の再利用としてよく出てくるけど、
食堂の類ではなかなか見かけない。
卵でとじるものであれ、(デミグラス)ソースをかけてキャベツを添えたものであれ。
以前「かつや」の期間限定メニューであったかな。
 
メンチカツは明治時代に浅草の洋食屋が考案した、というのを聞いたことがある。
トンカツと比べて歴史が浅いわけではない。
 
実際問題、卵でとじたときにおいしいのはトンカツの方だと思う。
メンチカツをとじないのはハンバーグを卵でとじないのと一緒か。
ソースをかけただけの方がうまいか。
 
そこで今ふと思ったのが、
コンビニや弁当屋の弁当でご飯の上にメンチカツを乗せたものってよくあるんじゃないか。
でもそれはメンチカツ丼とは呼ばず、メンチカツ弁当となる。
いや、乗せないか?
ご飯の湯気でヤワヤワになるのを避けるため、売り物だとご飯とメンチカツは別か。
でも家庭の弁当だと省スペースのために普通に乗せるんじゃないかな。
横着な僕は弁当をつくって職場にもっていってた頃、
何も考えずに冷食のメンチカツやコロッケをご飯に乗せてたな……
 
それはさておき。
ご飯の上にメンチカツを乗せ、キャベツを添え、
デミグラスソースをたっぷりかける。
その上に半熟の目玉焼きをトッピングしたメンチカツ丼ってうまいんじゃないか。
卵でとじるのではなく、ハンバーグの上の目玉焼きのようにする。
 
今度作ってみるかな。
スーパーの出来合いのメンチカツを買ってきて、目玉焼きをつくって、
ハインツのデミグラスソースで。