東京に雪が降った日

昨日は東京も雪。
朝7時に起きたときからチラホラと白いのが舞い始めていて、
9時には本格的になった。
 
ああ、これは積もるな、というのが部屋の中にいても分かった。
空気というか、空気の密度というか。
雪特有の静けさが覆う。
実際には湿度の高さや寒さから総合して身体がそのように判断するのだろう。
しかし、雪が積もるときはどんなに気温が低くても
ふんわりとした温かさをどこかに感じる。
かまくらの中にいるような。
 
屋根やバルコニーが白くなるのはすぐだった。
昼過ぎ、WEB会議の際に、江東区に住む後輩に聞いたら
既に雨に変わったという。
神保町のバイトに行った妻も雨と。
練馬区はその後もずっと雪。
都心よりも2・3℃低いからだろう。
 
17時ぐらいまでは降っただろうか。
やんだかな、と思いきや雨になっていた。どんどん解けていく。
妻が帰ってきてタイルの上を滑って転ばないようにと
物置からスコップを出して雪を脇に寄せる。
どこか近くの家でも雪かきをしているのが聞こえる。
 
今日は温かく、どんどん解けていってしまいそう。
昨日が灰色の空だったのが嘘のようだ。
最高気温は14℃とのこと。