自分だけかもしれず、他の人がどうなのか知りたいことのひとつ。
昔のことを思い出すというとき、ほとんどがあの人に悪いことしたなあということ。
麻雀の負けを払いそびれたとか、勘違いで逆切れしたとか。
あるいは、恥ずかしくてたまらないこと。
失言とか失態とか。
誰それとの楽しかった思い出、みたいなものはほとんど出てこない。
その人について近況を聞いたとか、何かのきっかけがないと思い出さない。
思い出してはクヨクヨしている。
もう何年も、何十年も前のことなのに。
取り返しがつかないのに。
そういうこともあって昔のことを思い出さないようにしているところがある。
だから、いろんな人とどんどん疎遠になって行く。
何もしなくても楽しい思い出が湧き出てくる。
そんな人もいるのだろう。
素直に、うらやましいと思う。
一方で、あいつに騙された、ひどいことをされた
ということばかりを思い出す人もいるだろうし、
プラスでもマイナスでもないちょっとしたことばかりを
思い出す人だっているだろう。
何にしてもその人の性格、人となりが出てくるだろう。
それが後天的な物なのか、先天的な物なのかが気になる。
鶏が先か、卵が先か。
僕の場合、性格がそうだから悪いことしたなあということばかり思い出すのか、
悪いことしたなあということばかり思い出すからそういう性格になるのか。
周りの人にも聞いてみたいし、機会があったら心理学者にも聞いてみたい。