鬼沢の鬼

昨日のNHK-BS『新日本風土記』のテーマが「津軽晩夏」
キーワードを挙げてみると
・大河原の火流し
津軽あかつき会、なんばみそ、りんごの漬物
・おしら様
・宵宮、神社の鳥居に鬼、「鬼コ」カード、実すぐり
岩木山と西風(にしかんじゃ)
・嶽きみロード、瑞穂開拓団
・金木の斜陽館、仁太坊(にったぼう)祭り、賽の河原地蔵尊、イタコの口寄せ
 
弘前出身の後輩ちゃんに共有する。
すぐさま、「鳥居に鬼って鬼沢の神社のことですかね?」
番組では津軽に40近くそういう神社があって、県は数年前に「鬼コ」カードをつくったと。
後輩ちゃんはこの前帰省した時にそのポスターを見たかもという。
 
鬼沢は弘前市の北のはずれだったか。岩木山のふもと。
鬼伝説がある。
僕はそのことを番組で初めて知った。
 
後輩ちゃん曰く、
「鬼が作ったと言われる鬼神櫃は今でもあって、
 一見低きから高きに流れてるように見える不思議な水路」
それは見てみたい。
ドライブがてら探してみたい。
 
そう言われてみると青森市には鬼伝説があっただろうか?
聞いた覚えがない。
 
妻が以前買った本に『にっぽんオニ図鑑』というのがあって
全国47都道府県の鬼が紹介されている。
青森県はやはり鬼沢だった。
鬼沢の鬼は優しいがゆえに角がなく、漢字の「鬼」も上のチョンがないし、
節分に豆をまかないとのこと。