スロウライダー「トカゲを釣る」

昨日に続き、日曜の話。
午後、待ち合わせのため駒場東大前の駅で降りる。
出口は2つあって、さてどっちかというとき、片方は人というか若者が大勢向かっている。
とりあえず僕もその流れに乗っかる。改札を出て階段を下りていく。
そしたらすぐ目の前に東大の駒場キャンパスがでーんと聳え立っていた。
「おお・・・」といたたまれなくなる。
周りみんな東大生。ここは歩けない・・・。
早々に退散する。
なんか電車に乗っていたかわいい子2人がこの駅で降りて、
「わー久しぶり。テストのとき以来」とか言ってるんですよ。
東大生か・・・。だからなんだっつうとあれですが。


クリス君、ミキさんと会ってアゴラ劇場にてスロウライダー観劇。
前作「むこう岸はエーテルの国」が三鷹市芸術センターというステージも客席も広くて
その広さに飲み込まれたような公演だとしたら、今回は良くも悪くもサイズが手ごろか。
ストーリーは例によって例の内容。
構造も一緒か。
日本の片隅にとある特殊なコミュニティがあって特異な生活を送っていて
そこに紛れ込んでくる部外者、
そのコミュニティに内在する論理でもって途中殺される被害者、
最後になんらかの結論に達してなんらかの行動を起こす人。
圧倒的な権力を持つ人、弱者としてチマチマと虐げられる人、とにかく突飛な人。
入り混じる群像劇。
凝りに凝ったステージや小道具、
卓越した言葉遊び的ギャグもいつも通りのハイレベル。
今回は上演時間が短くてあっさり終わってしまう。唐突に。
それがいいという人もいるだろうし、僕みたいに「うーむ」という人もいるだろう。
クリス君なんかは「これまでの集大成だ、いい」と言ってたけど。
まあ賛否両論なのは小劇場としていいことだ。


終わり方がやはり気になるんだけど、
これまではどん詰まりの困った状況になって終わっていたのが、
今回はある種の決意に基づいた行動で幕切れ。
これはこれでいいんだけどその先を暗示してほしかったね。
その先はやはり何もなくて闇雲なままなのか、
展開の可能性に3つぐらいあって
そのうちのどれかを選んだのだろうとほのめかされるか。
どっちかではあってほしかった。
このままだと尻切れトンボ過ぎないか。
まあ、個人の好き好きの問題か・・・
やっぱ僕としてはこれまでの最後に向けての一ひねり二ひねりが好きだったので。


これはこれでいいんだろうな。
新機軸っつうか前向きな試行錯誤ってことで。
クリス君いわく、作・演出の山中君は今回晴れ晴れとした顔をしていたと。
だったらいいよね。


次回作はブローティガン原作で「西瓜糖の日々」となっているんだけど
これ、ほんとだろうか!?この前読んだばっかり。
ストーリーそのものはちっとも合ってないけど、
その世界感というか枠組み、
スロウライダーの語りたいことには合っているようには思う。
新しい試みとして、ほんとにやってほしい。

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見終わった後3人で渋谷に出て、マークシティでお茶を飲もうとするが
店はどこもかしこも混んでいる。いつ行ってもそうだけど。
いつだったかも同じように探して見つからなかったときに
マークシティを出て見つけた喫茶店に、今回も入る。


その後ミキさんと日本橋に出てモンプチさんとその息子のやっくんと一緒に
たいめいけん」に入ってお食事。
タンポポオムライスを食べる。さすがおいしい。
いつ行っても変わらぬ味。それを保っているというのがうれしい。


スターバックスに移動する。
やっくんの持っていた NINTENDO DS の最近噂の脳年齢を計るというのをやらせてもらう。
余裕で20代出せるだろうと思っていたのに、なんと!
あまりの字の汚さに書いた字が読み取ってもらえず、
書き直して時間がかかりまくったり間違って判読されたりで
結果は「64歳」という判定。とほほ。