演劇、2本

今日は演劇を2本見に行った。


昼は「on fire 」に出てもらったコタニさんが出演するもの。
「トワイライト★クラブ」というミュージカル?と
ストリートダンスのライヴ。
場所は吉祥寺。
コタニさんと会ったのは Top-Team-Theaterの「on fire」の上映以来か。

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夜はクリス君とスロウライダーの公演を見に行く。
http://www.slowrider.net/
場所は三鷹の芸術文化センター。
ここは以前公演を行ったことがあって、そのときの印象は余りよくなかった。
脚本はよかったんだけど、役者の演技・存在感・ひいては演出力?がハコに負けていた。
しかも演目は第3回公演の「アダムスキー」の再演。
煮詰まったのか、さらなるステップアップに向けての含みがあるのか・・・
「またやるの?大丈夫?」と他人事ながら心配になる。


結果として、「よかったです」となって、ほっとする。
正直、面白いかどうかで言えば初演の「アダムスキー」の方が上だった。
初めて見たスロウライダーの公演だったので出会い頭の衝撃ってこともあるんだろうけど。


でも、劇団としてのスキルというか総合力で言ったら今回の方がはるかに上。
役者の演技で言ったらこれまで見た中では今回が一番いい。
初演が若さと勢いとセンスで7−0で勝った試合だとしたら、
その後のチームが地道に素振りと足腰の強化を続けて、
バントも絡ませつつ3−1で買った試合というか。
見てて面白いのはもちろん前者だ。
しかしシーズンを通して勝ち抜いて、生き残っていけるのは後者だ。
これ、とても大事なことだと思う。
7作目の「トカゲを釣る」辺りでシフトチェンジがあったのではないかと僕は捉えていて、
それがうまくいったのではないかと。
とにかく脚本が成熟度が違うよ。
初演の脚本はあのメンバーでなきゃ面白くなかっただろうけど、
今回の脚本は他の劇団が演じても面白くなったのではないか。


「月の女王」という展開は新しい試みで僕としてはとても興味深かった。
なきゃないで作品が全然成立するものではあったけど。
あれって今回象徴的な意味しかもってなくて、
もっと有機的に作品本来のストーリーと絡み合えたなら
ゾクゾクすることになったのではないかと思う。そこがちょっと残念。
次回作はこの試みをうまく活かす何かが行なわれるのではないか、と予想する。


あと、設立メンバーの芦原さんが今回出てないのが、
出てないのにもかかわらず良い舞台になっているのが気になった。
昔よく出てた青木さんも出なくなったしねえ。
同じく昔から出てた日下部さん・夏目さんは今回も出てて、
とてもいい演技だったように思う。
クリス君とも話したが、僕らスロウライダーのおっかけみたいなもんだな・・・

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今日たまたま、
日清のカップヌードルのCMソング集ってのを見つけて買った。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1224645


懐かしい曲ばかり。
1.「日清カップヌードル ハッピーじゃないか」笠井紀美子デューク・エイセス
2.「ボーンフリー・スピリット」ロブバード
3.「そして僕は途方にくれる」大沢誉志幸
4.「翼の折れたエンジェル中村あゆみ
5.「ff(フォルティシモ)」ハウンド・ドッグ
6.「ガラス越しに消えた夏」鈴木雅之
7.「地図をください」遊佐未森
8.「太陽と埃の中で」CHAGE & ASKA
9.「CHANGE YOURSELF」布袋寅泰
10.「ONLY YOU」The Platters


3曲目から7曲目までは僕が小さかった頃のだから懐かしいことこの上ない。
パリ・ダカール・ラリーの映像のイメージが思い浮かぶ。
あの頃のカップヌードルのCMはかっこよかった。
これらの曲が一緒に聞くことができてとても嬉しい。


「そして僕は途方にくれる」や「翼の折れたエンジェル」に「ガラス越しに消えた夏」
久々に聞いたけど、これってほんと名曲だなあと思った。