盛岡ツアー その2

okmrtyhk2008-04-05


4日金曜。
仕事の方はてんやわんやの大忙し。
周りの人たちは「土日も出てきてなんとかしなければ」って状況。
なのに夕方抜け出して「行かなきゃならないんで・・・」とフェードアウト。
いやー厳しかった。
僕が途中で放り投げた仕事を誰か引き継いで、徹夜したり土日出たり、
その他諸々含めて対策会議が行われたのだろうと思うと・・・
いや、この話を書くのはここではやめよう。


僕個人の旅行の準備はできていたものの
細々したことは全然できてなくて、朝早くや昼休み、
新幹線の切符を振り分ける、撮影用のビデオテープにラベルを貼る、
作成した資料をカラーコピーして人数分用意するなど、
あれこれ人目を盗んで作業してた。


17時、八重洲のお客さんのオフィスへ。
撮影用に機材をたくさん持ち込んでて、
上に羽織っていたのは東京では季節外れのダウンジャケット。人目を引く。
「なんかものすごい重装備ですね」と目を丸くされる。
資料や切符を参加者に配布。
東京駅の地下街に買出しに出かける。コインロッカーに荷物を預ける。


大きな酒屋があったよなあとまずはそこへ。
店員に頼んで他の店の在庫を持ってきてもらって、
冷えたアサヒのスーパードライを500mlで2ケース、48本。
これを1つは保冷材と共にスーツケースの中に入れる。
もう1つはスーツケースのキャリーに強引に括りつける。保冷材も貼り付けて。
コンビニで更にスーパードライを追加。つまみも買う。
心配性の僕は「何か起きるかもしれないから早めに買出ししましょう」ってしてたんだけど
あっさり必要なものは揃ってしまった。
もしかしたら東京駅地下街近辺のコンビニなど全て回っても缶ビールが揃わないとか、
そういう事態を僕は恐れていた。


待ち合わせのため、八重洲南口へ。
この辺りから後輩にビデオカメラを回してもらう。
集合時間になって、続々とメンバーが集まりだす。改札をくぐる。
最後、つまみとして崎陽軒のシウマイを買い足して新幹線のホームへ。


新幹線到着。
ホームに入ってきた車両の窓が想定よりも大きくて、「まずいじゃん」ってなる。
窓が小分けになってるようなのではなくて、壁いっぱいが窓みたいな車両。
先頭車両から隣のまでは小分けだったのに、僕らが乗り込むのだけ窓が大きくなっていた。
最初のアクシデント。「缶ビール足りないんじゃん?」と意見も上がるが、
「ま、なんとかなるか」と。席一列分、仕切られた窓の半分を埋めればいいんじゃないかと。


座席の配置はこんな感じ。


6:ABC DE
7:ABC
8:ABC
9:ABC


3人掛けの席が4つと、2人掛けの席が1つ。
最初、6と7を向かい合わせて、6のDEに固定カメラを置こうとしていたんだけど、
6と7の間に窓の切れ目が来てて絵的に美しくない。
なので7と8を向かい合わせることにした。6のDEから斜めの角度で撮影。


関東地方に地震が発生ってことで出発が若干遅れる。
発車したら缶ビールスタートってのがいいかなと思ってたのが、
いつ発車か分からなくなって、セッティング完了すると即開始。乾杯。
最初の1本目は僕が空にして窓に置いた。
「1本目、行きました!!」


そんなこんなで後はひたすら缶ビールを飲んで窓に並べる。
横には12本並んだ。
縦に3本並べると上の隙間に500mlは入らなくて、
350mlのスーパードライを車内販売であるだけ追加して買った。
郡山に着く頃には窓の半分が埋まってこりゃ楽勝なんじゃないかというムードになる。
空き缶は崩れないように灰色のガムテープで上下つなげていく。
両面テープで横の缶と窓枠をくっつける。


飲みまくって騒ぎまくって、シモネタ言いまくって。
新幹線が駅に着くとホームに出て外から撮影して。
ビデオカメラに三脚立てて撮影していても車掌から注意されることは無く、
周りのお客さんから「うるさい」というクレームも1度だけ。
そのお客さんも仙台で下りていった。


そんな感じで缶ビール撮影は楽しく問題なく進んでいったようだ。
「ようだ」って書いてるのは仙台から先、僕記憶がないんですね・・・
大失態、というか珍事。新幹線の中で泥酔して記憶なくすなんて普通ないよね・・・
なので、撮影を終了して機材を片付けて、空き缶をつぶして捨てたり、
盛岡駅に降り立って焼肉屋に行って、ってどうなってたのかさっぱり分からず。
焼肉屋ではずっと寝てたのが吐いてしまったらしい・・・
で、外に連れ出されて。その時一瞬だけ記憶がある。
その間何人かで床を掃除してもらったりあれこれとフォローを。
この場を借りて謝ります。ごめんなさい。


徒歩なのかタクシーなのか、ホテルにチェックインして部屋で寝る。
目覚めると着ていたあちこちに脱ぎ捨てられた服のあちこちに嘔吐の名残が・・・
吐きっぷりがよかったのか、二日酔いは軽めに。頭がぼんやり痛い程度。
同室の方に聞いたら「えらくハイテンションでしたよ」と。
「迷惑掛けるようなことは?」「まあ、多少・・・」
撮影したテープとバッテリーが無くなっていないか探す。テープは全部あった。
しかし、バッテリーが1本見つからず。しかも借りてたビデオの方。
(新幹線の中で落し物として届けられていないものか、
 東京に戻ってきてからJRに電話して聞いてみるものの届出なしだった)


ちなみに、缶ビールで窓を埋め尽くすは無事成功したようだ。
朝、デジカメを見てみたらそのときの写真が1枚だけあった。
それ以外何も撮ってない。撮ってたときの記憶もない。