日本橋「金子半之助」


先日、中華料理屋で昼メシを食べながら昼のワイドショーを観ていたら、
東京のうまい丼ものを紹介するってのがテーマで。
思わず真剣に見入ってしまった。


日本橋「金子半之助」器からはみ出す天丼
 http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13118694/


・浜松町「三和」   特上鉄火丼
 http://r.tabelog.com/tokyo/A1314/A131401/13036911/


大井町「幸丼」   チャーシュー丼(+スープ割)
 http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131712/13108828/


このうち、今日の昼は日本橋「金子半之助」に行ってみた。
http://www.hannosuke.com/shop/
駅で言ったら「三越前」この界隈、僕も初めて。
入社して2年間は日本橋で働いていたというのに、
橋の向こうには足を踏み入れたこともなかった。


浅草生まれの料理人、金子半之助秘伝のタレを
孫が復活させて、天丼専門店へという成り立ち。
11時オープンで20分過ぎに着いたら既に店の外に行列。
外からガラス越しに店内を見ると
しみひとつない白の調理服を着た料理人たちがキビキビと天ぷらを揚げていた。
入れたのは12時頃。2階へ。


テーブルには蓋をした2つの大きな器が乗っていて、
大根の漬物とゴボウとキャベツの漬物。
特に後者がシャキシャキとうまくて、これだけで丼メシが何杯でも食えそうな…


天丼が届く。テレビで見たときもインパクトあったけど、
大ぶりの穴子がほんとに器からはみ出してる。これはすごい。
活きのいいプリプリとした大穴子、海老二本、帆立小柱のかき揚げ。
海苔、しし唐、半熟玉子の天ぷらが乗って880円。
安すぎ。ありえない。30分並ぶ価値大いにあり。
秘伝のタレも甘すぎず辛すぎず、絶妙とまではいかないが、美味。
(大盛りがプラス100円、味噌汁が100円。メニューはそれだけ)


神保町の「いもや」を超えるコストパフォーマンス。
二度と「てんや」では食えないね。
あの値段であの量であの味となる理由が全く持って理解できなくなった。

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この日は松丸本舗でお世話になった師範・ブックショップエディターの方が
最後の出勤日ということで、
可能な人がこぞって駆けつけてちょっとした引退記念イベントを。
ブックショップエディター総出で松丸本舗ツアー。豪華だった。