非徹夜体質

徹夜ができない体質。午前3時には眠くなる。起きていられない。
朝まで起きててもいいけど、次の日完全に使い物にならない。
2徹まではいけます、ザラです、という人がうらやましい。


飲み会でつぶれるってあるじゃないですか、あれ、ほとんどないんですよね。
朝まで飲んでてつぶれてるときって、酔いがどうこうじゃなくてほんとに寝てる。
しかも酔ったら眠くなるじゃなくて、時間が来て眠くなっている。


非徹夜体質ってのがあると思う。
先天的なものじゃなくて、後天的に生活習慣から育まれるものとして。
僕は小さいときにとても早く眠るようしつけられた。
小学校低学年の時には20時か21時には寝て、高学年の時には22時か。
中学生になったときでも22時か23時。
高校生になって初めて午前0時を過ぎて起きていたときは
ワクワクするどころじゃなくて、本気で罪悪感を感じていた。
10代前半までをそんなふうに過ごしていたら徹夜なんかできるわけないですよね。
その分、起きるのが早くなる。完全に朝型。
うらやましがられるけど、当人はあんまりピンと来ていない。


そんでもって、小さいときからコーヒーをよく飲んでいたから
カフェイン慣れしているのか、飲んだら眠気が覚めるということが全くない。
ただの嗜好品になって毎日何杯も飲んでいる。
結局起きていられない。むしろ体が温まってよく眠れる。


睡眠時間は昔、7時間は必ず寝なきゃダメな人だったけど
最近はあれこれあって寝るのが遅く、起きるのは早いままで
5時間でも平気になってきた。耐性が強まった。
(その分帰りの地下鉄は起きていられないけど)


しかし、徹夜OKにだけは決してならない。体内時計は頑固なまま。
自分の意識できないところでしっかりとコントロールされている。
それが機械とか小人になって対内に埋め込まれているのを想像する。
そしてそれがチクタクと音を出し、秒針・短針・長針が一定のリズムで時を刻む。


昼間寝て夜活動してる人って、浮世離れしているというか退廃的で、
憧れはするけど自分なら絶対そうならないと思う。
でも、体内時計を交換できるなら一度ぐらいは交換してみたいとも思う。