駅弁祭

早朝、と言っても6時過ぎに東京駅へ。
グランスタはまだどこも営業してないし、ノースコートも閉まっていたが、
そこには大勢の旅行客がいた。それぞれの方向へと向かう。
多くがキャリーケースを引っ張っていた。夏休みの帰省開始。
前の日徹夜だったのか、早起きだったのか、
待合所の椅子でリュックサックを抱えて
疲れて眠っている人たちの姿をチラホラと見かける。
セントラルストリートはヨックモックを初めとして店を開いていて、
あちこちの駅弁屋も商品を並べている。


駅弁をたくさん集めた店「祭」が賑わっていた。
荷物の大きい人も多いから中は身動き取りにくくなっている。
昼間になるともっとすごいんだろうな。
全国の駅弁が集まっていた。
箱が壁に貼られた一画があって、観光客が写真に撮っていた。僕も撮った。
淡路屋の「ひっぱりだこ飯」、富山の「ますのすし」、長万部「かなやのかにめし」、
仙台の牛たん弁当(紐を引っ張ると温まるやつ)、「元祖森名物いかめし」など。
まだ朝だったからケースの多くが空いてた。昼にはぎっしり詰まるのだろう。
リラックマオムライス」に「ゲゲゲの鬼太郎丼」、
くまモンがパッケージに描かれた「くまもと赤牛ランチボックス」


新幹線の形をした細長い弁当箱のものがあった。
調べてみると5種類あるらしい。
E5系はやぶさ弁当」「九州新幹線はやぶさ辨當」「923ドクターイエロー弁当」
N700系新幹線弁当」「夢の超特急0系新幹線弁当」
こういうの子どものおみやげにいいんだろうな。
今度の帰省で甥っ子に買って帰ろうと思う。
そういえばホームのキオスクには「時刻表クッキー」なんてのがあった。
東海道新幹線開業50周年記念商品」らしい。
http://shinkansen50.jp/info/info_034.html
それこそJRはシャレで鉄分を増やした酢昆布なんかを売っても良さそう。


「BBQ48」なる便乗商品(?)も。
ヨネスケ氏がブログを書いている。48とは米が「農林48号」とのこと。
http://blog.livedoor.jp/yonemeshi/archives/1764333.html


そんなこんなで駅弁は食べなくても、見るだけで楽しい。
ちなみにもうひとつ小型のカウンターだけの弁当屋の名前が「踊」
この名前もいい。新幹線や特急の中で駅弁を開ける楽しみを
一言で言うならば確かに「踊」かもしれない。