Yahoo! のトップを見ていたら
今日はにゃんにゃんにゃんで猫の日なのだという。
一昨日、熊本から帰る日に妻の友人宅に迷い込んできた子猫を引き取ってきた。
生後3か月ぐらい。野良猫だったのが2週間ほど前から他の猫と共に半飼い猫となった。
基本は庭で放し飼い、気が向いたら家屋に入る。そんな日々を過ごした。
この日は13時過ぎに受け渡しがあって、16時に空港の手荷物へ。
元々の予定では19時に到着、遅くとも20時半には家に着くつもりが
春一番の影響で日中は羽田発着の多くが欠航となり、僕ら夕方の便も2時間近く遅れた。
リムジンバスとタクシーを乗り継いで結局22時半となった。
羽田で受け取ったときもバスの中もおとなしく、いい子だと思ったけど
それって環境の激変により怯えていたということのようだ。
着いてすぐケージから出したわけではなく、僕も猫を飼うのは初めて、
妻が猫用の砂を深夜営業のイオンに車で買いに行っている間、1時間ほど待たせた。
妻が帰ってきてケージから出してしばらくはかわいがっていたが、
僕が1階から2階のリビングへと階段を上っていくとその音が大きく響いたらしく、
サッとソファーベッドの下にもぐりこんだ。
そこから全く出てこようとしない。
昨日妻が猫じゃらしや音の出るおもちゃを買ってきても
ソファーと絨毯の間のわずかな隙間からそっと状況を伺うだけ。
首がつかえて身動き取れなくなったのだろうか?
そんなわけではなくじりじりと中で移動はしているようだ。
野良猫を飼い猫にするというとき、
エサは用意するが数日はあえてほっとくのがいいのだという。
猫が慣れるのに任せる。
そうはいってももしかしたら本当に出られないのかもなあと
夜になって僕が帰ってきてソファーを持ち上げる。
怯える猫を妻はしばらくの間抱きかかえる。
ソファーと絨毯の間の隙間にはあれこれ物を置いたりタオルを詰めたりして
この家に慣れるまでの数日、入り込まないようにする。
ソファーの下に猫ションをしてなかったかも確かめた。
これでよしと妻が手を放すと、今度はピューッと2階のトイレに逃げていった。
暗い中、隅っこでうずくまる。
そのうちまた出てきて今度はキッチンの棚の下へ。
23時を過ぎて早々と寝た。
妻はまだあれこれ片づけをしている。
夢うつつで猫が何かをひっくり返しているのが聞こえた。
何時ごろか、布団に入ってきた妻が猫がまたソファーの下に潜り込んだと。
洗濯バサミを入れたかごを隅に置いていたらそこに隙間があってそこからサッと。
その後出たのかどうか。
朝妻に猫は? と聞くと寝室に入ってきて枕元もうろちょろしていたという。
「気が付かなかった?」
「気が付かなかった」
そういえば昨日名前を付けた。
妻が実家の猫に近い名前を考えて、
僕がその後姓名判断的にグレートな漢字に置き換えた。
大吉連発するような。
家族になって今日が3日目。
少しは東京の水に慣れてくれるといいのだが。