電車通学、バス通学

日曜に引き続き、休日出勤。
この前もそうだったけど
平日のように5時半に起きることはできず、7時まで寝ている。
7時半には地下鉄に乗って、8時半にはオフィスに着く。


駅に向かう途中ウインドブレーカー姿の女子中学生の集団が
先生に引率されて歩いている。
休みの日も他の学校と試合か、大変だなと思う。
地下鉄に乗ると詰襟の制服を着た男子高校生のグループがチラホラと。
飯田橋で乗り換えても別の学校の高校生たちが乗っている。
受験生が補習なのだろうか。


いや、と気付く。
普通に土曜、学校があるのか。
私立なんかは週休二日じゃないところもある。
7時半という一番混みそうな時間帯を避けて出勤しているので、
普段通学中の中学生や高校生はほとんど見かけない。
朝6時だと車両を見渡して1人か2人いるぐらいか。
その時間帯の風景を思わず「普通」と思ってしまう。


それはそうと、学校の指導が行き届いているのか
男子高校生たちは誰一人座席には座らず、ドア脇のスペースに立っていた。
話し声も小さく、邪魔にならないようにしている。
これはその高校だけなのか。
それとも都内の高校生が実は案外きちんとしているのか。
まあ前者かな…


そういわれると僕らが高校生で冬、
電車通学になって津軽線に乗るときは
内側のドアを開けて客室の方には入らず、
外側のドアとの間の通路のところに立っていたな。
学校の行き帰りの時間帯はいつも混んでいて
座れることがまずなかったというのもあるけど。


バスのときは空いてる席を血眼になって探して、
というかバス停に近づいてるときから中を覗き込んでたもんで。
前に立っていた人がうかうかしていたら、
隙あらば先にサッとその席まで行って座ってしまう。


当然の話として元々電車とバスは違う乗り物だけど、
青森にいたころはなんかもっと全然違うものだった。次元が違うというか。
電車の走ってる距離が長すぎて、東京よりも駅と駅の感覚が広くて、
ほんと「輸送手段」という感じだった。
東京の方が電車とバスの差が小さいような。


朝見かけた女子中学生の集団。
1人の女の子が少し距離を置いて誰とも話さず最後を歩いていた。
ウィンドブレーカーも違う。
いじめられてるのか。そんなことはないか。
でも、中に入れずにいるんだろうな。
そういうの、あったな。
そんなことを思いながら休日出勤の地下鉄に乗る。