熊本へ その3

今日もまた仕事の夢。
解決できない問題・課題がカフカ的な状況で次から次に巻き起こって終わらない。
仕事の疲れが結局取れないまま。


昨晩車でグランメッセというホールの前を通りかかったら
駐車場がいっぱいでタクシーも停まって
何かのコンサートが開催されているようで。
妻が調べてみると小田和正とのこと。
朝起きて facebook を見てみると小田和正ファンの友人が
わざわざ遠方から見に来ていた。
昨晩は初日だったという。


朝食。『半分、青い』の後で『チコちゃんに叱られる!
昨晩見たスペシャルの再放送。前半見逃したのでちょうどよかった。


そういえば昨日長崎書店で『熊本酒援酒場』という冊子を見つけて買った。
瑞鷹を初めとして熊本の酒蔵の震災後を取り上げる。
瑞鷹の若い常務の方は東京で熊本の酒のイベントというとよく見かける。


10時に妻の友人が迎えに来て、三人で出かける。
上江津湖広場で開催されている「江津湖LIVING」というイベントへ。
公園の駐車場はちょうどいっぱいになったところで停めるところはなく、
車が何台もバックしながらウロウロしている。
人によっては正規の場所じゃなくても空いたところがあったら勝手に停めている。
係員がいなくてカオスな状態。
ようやく出てきたと思うといっぱいなので近くのコインパーキングに停めてくれと。
仕方なくそうする。


江津湖を少し歩いたあとで広場へ。
大勢の人たちで賑わっていて、若い子連れのおしゃれな夫婦が多かったか。
ドッグランがあって、アウトグッズを売るテントがあって、
湖の畔ではスタンドアップパドルボードの体験など。
フード・ドリンクだとかき氷の店、サンドイッチの店など。


カレーの店が出ていると聞いていて並んでみようとしたらとてつもなく長く、
100人ぐらい並んでいたんじゃないか。
僕が一人並び、妻と友人は別の店で買った味噌おにぎりや野菜パフェを。
並び始めた頃、店の方が来て「残り少なくなってきたので全員分はないかも」と。
それでも待ってみることにする。
少しずつ前に進んでいく。45分ぐらい並んだろうか。
あともう10人ぐらいとなった頃で、店の方が前に並んでる人たちにいくつ買うか確認し始めて、
その結果僕の3組前で販売終了となった。残念…
まあしょうがない。


大きな木の下で「れーな」という女性シンガーソングライターが歌っていた。
近くのモデルハウスの展示を見ながら歌声を聴いた。
熊本で CM ソングを歌っているのかな。
CD があったら買ってもいいかなと思って調べてみたけど、特にないようだ。


車に乗って阿蘇に行くことになる。
その途中、30分ほど走っただろうか。
大津にある知る人ぞ知る名店「文化ラーメン」へ。
店の前で少し待つ。カウンター席に座ることになった。
特製ラーメン大盛り 750円と餃子350円。
普通のラーメンが550円と安い。
人のよさそうな店主はそろばんで計算、電話は黒電話。
店の雰囲気は思いっきり昭和で、古きよきラーメン屋。
ラーメンもおいしかったですね。
綿が細く、スープがまろやかで優しい。


食べ終えて14時近く。阿蘇へと向かう。
妻と友人と話の花が咲く。僕は途中何度かウトウトする。
渋滞のしない道を選んで行ったが、
見晴らしのいい大観峰へと近づくとさすがに混んだ。バイカーも増えた。
大観峰ではなくその手前の見晴らし台に停める。
地元の人の選ぶスポット。
阿蘇カルデラを取り囲む阿蘇五岳雄大なパノラマを眺める。
思いっきり深呼吸する。阿蘇の空気を吸いこむ。
この景色の中で東京の疲れた自分が少しは解放されたように思う。


北東の九重の方に進む。この辺りから大分。
熊本市内で人気の洋菓子店「シェタニ」に入る。
バウムクーヘンが有名。義父母へのお土産にプリンを買う。
「エル・ランチョ・グランデ」という牧場のある一角を抜けてまた戻ってくる。
「三愛レストハウス」という土産物売り場、コンビニ、レストランの集まった施設で一休み。
裏では黒のジャケットに身を包んだバイカーたちが集まっていた。
向こうには横たわる涅槃像の姿をした山々。


夕方になり、熊本市街に戻る。
前から話に聞いていた「モントレ」で夕食を。
妻の友人たちがマラソンの前に集まってカーボローディングのため盛大に食べる店。
ここでゴールデンミートソースを皆で食べるという。
鉄板の上のスパゲティミートソースに半熟の目玉焼きが乗っている。
憶の席ではどこかの高校の運動部が10人以上で大盛りのカレーを食べていた。
あれはおいしそうだったなあ。もちろんゴールデンミートソースもおいしかった。
ずっと気になっていた店。連れてきてもらってよかった。


食べ終えて店を出る。
この二日間の疲れ、会社の疲れもあってそのまま家に帰ることにする。
風呂に入ってゆっくりする。
世界の極地で暮らす番組、その後『目撃! 超逆転スクープ』
ソルトレークシティに住んでいた14歳の少女が誘拐されたが…
とんでもない展開へ。さすがにこれは僕も予想外だった。


明日の新幹線は8時、朝早いので今日は早く寝ることにする。