共働きの生活に戻って、平日の昼間は不在。
みみたも一人で寂しい時間が多いだろうから、弟を飼おうかという話になる。
練馬区で子猫の里親募集を探してみるといくつか掲示板のようなサイトが見つかる。
見ててつらくなる。
どの子もみなかわいらしいけど、
引き取り手が見つからなければ保健所で殺処分されてしまうのだろう。
目の見えない猫が掲載されていて、掲載期限あと4日というのがあった。
負傷した子猫が保護されて今、推定2歳なのだという。
あまりにもかわいそうなので引き取りたいが、現実的には厳しい。
僕らに世話できるのか。
そもそもみみたと一緒に遊んでほしいという元々の目的にはそぐわない可能性が高い。
ペット不可のアパート・マンションに引っ越すことになり
里親を探していますというケースが結構多い。
見つからなければやはり殺処分なのか。
それまで飼ってきた飼い主もつらい。
そういうところに引っ越さざるを得ない、いろんな事情があるのだろう。
この場合、だいたい4歳とか5歳となっているのがネックで、
これから他の飼い主になつくのかと。
「犬は人につき、猫は家につく」と言うが、新しい家になじむのも難しいかもしれない。
みみたも元々は熊本の友人宅の庭に迷い込んだ猫だった。
運が悪ければ早いうちに保健所に送り込まれていただろう。
あるいは車に轢かれたか。
今、元気に過ごすことができてよかった。
相性の合う猫が見つかればよいが。
せっかく飼ってみても全然みみたと合わないという可能性もある。
そういうのをどうやって事前に防げるか。防ぎようはあるのか。
試しに飼ってみて、うまくいかなかったので返す、というのはできないし。
…と、ここまで書いてきてとあるサイトを見てみると
猫は群れて生活することなく孤独が好きな生き物なので
「留守番のときに一人でかわいそう」ということはないと。
多頭飼いはじゃれてるのを見てると確かにかわいいが、
互いに馴らすのは結構大変だとあった。
実際どうするか、あれこれ考えないといけない。
トイレや給餌器の位置をどうするか。片方は1階で片方は2階で、など。
みみたにストレスを与えないようにしないといけない。
熊本の友人宅の近くにはみみたのリアル弟がいるんじゃないかとか考える。