札幌へ その3

17日(土)のさらに続き。


ドリカム登場。
ツアーメンバーは前回の新作が出た時のと変わらずかな。
来年が30周年とワンダーランドなので今回はその前夜祭。
これまでのワンダーランドはファンのリクエストで曲を決めてたけど、
今回はドリカム自身が伝えたい曲をやると。
なのでこのツアーではその前哨戦として伝えたい曲を小出しに。
知らないのがほとんどだったが、いい曲が多かった。
妻曰く、ファンの間では名曲とされる知る人ぞ知る曲ばかりだった、
あの曲もこの曲も聞けて良かったと。
裏ドリのさらに裏とでも呼ぶべきか。


今回はゆるくやりますと冒頭で宣言していた通り、
一曲やるごとにマサさんの漫談トークが炸裂。
吉田美和は地元ということもあって「おだってます」と。
「掃除機」や「幼稚園」「椅子」のイントネーションが北海道は違うという話に。
しかし話過ぎてマキが入ったのか後半はトークもそこそこに曲へ入っていった。
終わったのは21時過ぎ。2時間半か。
後でセットリストを見たら前回、『The Dream Quest』のツアーよりも少なかったかな。
前日16日のセットリストを見たら17日の方が2曲ほど多く、曲順も結構変わってた。
ツアー初日で手探りして少し見直したか。


シャトルバスに乗って駅まで。地下鉄に乗ってすすきので下りる。
22時、予約していたジンギスカンの店「マルタケ」を見つけて入る。
飲み屋の集まる雑居ビルの中にあった。
カウンター6席と、隣の店を買い取ったのか壁の一部をぶち抜いてもう一部屋あるようだった。
一人で切り盛りする僕と同い年ぐらいの店主はこわもてでぶっきらぼうなようでいて、
応対が丁寧で合間合間にあれこれ話してくれた。
横の席4つには嵐ファンふたり組が隣り合う。
しかし互いに話すでもなくそれぞれがただ食べてそれぞれの話をしていた。
店主に聞くと昨日金曜はドリカム、嵐、きゃりーぱみゅぱみゅ、そして野口五郎も。
今日も昨日も22時を過ぎてからコンサート帰りの客でいっぱいになった。


食べたのはアスパラを食べさせて育てた美唄の羊。
まずは国産を、と思ったけどオーストラリア産のロースも十分美味しかった。
名物の塩ジンギスカンやプルホルモンも食べて、
ビールはサッポロクラシック、途中から「二世古」という地酒を。
サッポロクラシックの「富良野ヴィンテージ」も
50本仕入れることができたうちの最後の二本のうちの一本をいただいた。
美唄の羊のレバー、八ツも入荷していたというので羊のは初めて食べた。
タレはにんにく、唐辛子だけではなく好みに応じてカレー粉を入れる。
これがいいアクセントになるんですね。
〆はつけ麺にこのタレをつけて食べる。
何を食べても美味しかったな。その分結構な額になったが、惜しくはなかった。
サッポロに来たらまた来ようと思う。


タクシーをつかまえてホテルまで。
妻が運転手に地震のことを聞く。
2日ほどすすきのの町が真っ暗になっていたと。
ああいう経験は一生に一度だろう。


部屋に戻って妻はソファーに横になった途端寝落ち。
僕も風呂の中で寝落ち。
上がってきてサッポロクラシックを飲みながらやはり寝落ち。
目が覚めたら午前2時半。
ベッドの中に潜り込んだ。