プログレカレー

妻から新宿に美味しいカレーがあると聞いて、
昨日の昼待ち合わせて入ってみた。
 
「エピタフカレー」という。
最近食べたカレーの中では一番だった。
新宿末広亭の向かい辺り。雑居ビルの地下。カウンターだけの小さな店。
ゴールデン街にて間借りで営業していたのが三丁目で独立したとのこと。
合い盛で日替わりのココナッツミルクのチキンと、辛口のキーマ。
スパイシーなのに押しつけがましくない。程がいい。
アジア風のライスにはパクチーが少し乗っていて、
トッピングに半熟卵を追加。
最後は両方のカレーを混ぜて食べてみた。それもいける。
 
それはそうと壁にレコードのジャケットが並んでたのが気になった。
Thelonious Monk『Brilliant Corners』
Miles Davis『Nefertiti』
Ornette Coleman『Dancing In Your Head』
50年代、60年代、70年代、それぞれの時代のジャズの前衛。
 
Yes『こわれもの』
Pink Floyd『炎』
プログレと言えば名前の挙がる代表的な名盤。
 
他、
James Brown『I'm Real』
ファンクのゴッドファーザーと90年代ヘヴィロックの怒れる雄。
なかなかいいバランスだったな。
(残念ながらもう1枚はわからず)
 
店内でかかっていたのはやはりプログレ
Can『Singles』の後半の方。
Canの擬エスノミュージックは日本のカレーによく合うな、という発見があった。
 
「エピタフ」は絶対、King Crimson ですよね。
壁のジャケットも定期的に入れ替えていて、
オープン当初はあの嫌顔で有名な『クリムゾン・キングの宮殿』だったのかもしれない。