三平汁をつくる

月曜の昼、近くのスーパーに買い物に行ったら
鮭のアラの売れ残りが安くなっていた。
三平汁をつくるのもいいか、と買って帰る。
昨日の夜初めてつくってみた。
 
母のつくる三平汁は
鮭、ジャガイモ、ネギだけのシンプルなものだった。
 
鍋に昆布と水、鮭のアラを入れて1時間ほど置いておく。
鮭のくさみを抜くために酒を少々、生姜の薄切りも加えてみる。
ジャガイモを入れて煮る。
煮立ったら火を弱めて昆布を取り出す。
味付けは塩を少しだけ。
15分ほど煮たら薄切りのネギを加えて、あと5分煮る。
 
これはこれで悪くはなかったが、母のつくる三平汁は透き通っていた。
僕のつくったのは白く濁っていた。ジャガイモを煮すぎたか。
味わいも母の方が塩加減がキリッとしていたと思う。
しょっぱいという意味ではなく。
 
僕が小さい頃の鮭は塩漬けで塩の塊を食べているようだった。
生姜も要らなかっただろう。
今は保存技術も物流チャネルも進化して
甘口の鮭を普通に食べることができるが、その分生臭さも残る。
 
母のつくる料理だから
僕は勝手に津軽の郷土料理かと思っていた。
でもよく考えたら、鮭だから北海道か。
農林水産省の郷土料理を集めたページのうち、北海道のところで出てきた。
レシピを探してみると味の素やマルコメだけではなく
北海道の漁連の提供するものもあった。
 
他にどんな料理が、と思って見てみると
「鱈と昆布のみぞれ鍋」や「かれいのソテーレモンバターソース」
「秋鮭とさつまいものソテー」などとあった。
現時点で実に737ものレシピが。
北海道の海の幸は最強だな。
 
漁連のレシピはにんじんやごぼうを入れている。
味の素や農林水産省のレシピでは人参とこんにゃく。
それはそれでおいしそうだけど、
長年食べなれているので
母のつくったような鮭、ジャガイモ、ネギだけの三平汁がいい。
次つくるときはこんにゃく、人参、ごぼう
あれこれ具沢山なものも試してみたいが。