23年を思う

一昨日が前の部門での最終日。
最初の部門はサイバービジネス事業部サイバービジネス部という名前だった。
時代を感じる。
そこに7年か。
その後隣の部門に移って16年。
1999年の入社時は企業がホームページを作るとか
それがECサイトになっていくとか、そういう時代だった。
その後ITというものはあれよあれよという間にどんどん進化していった。
 
最初の部門も毎年のように部長が変わり、名前が変わり、
場合によっては事業部も変わり、
お客さんもターゲットの業界も変わり、
事業部内の他の部門の一セクションと一緒になったりと
目まぐるしく変わっていった。
構成員もどんどん出たり入ったりで移り変わっていく。
今その部門にその頃からいる人というのは皆無だろう。
どんなに古株でも10年やそこらじゃないか。
一昨日までの部門でも僕が古参の一人だった。
僕よりも前から所属していたというひとは数人ぐらいだ。
 
最初の部門で出会った人たちもチリヂリバラバラとなった。
多くは退職しているだろう。
社内にいるとしても僕の知る限り多くは違う事業部だ。
facebook に一昨日異動の事、
お客さんのオフィスに最後の出社をしたこと、千鳥ヶ淵の桜のこと、
を書いたらコメントをくれたのが、
当時の同期と一個下の後輩たちだったのが感慨深かった。
社内に残っているのは10人ぐらいだろうなあという話になった。
 
昨日、豊洲のオフィスに行って1日過ごしたが、
知っている人とばったり会うということが全くなかった。
大きな会社になったものだ。
部門の中でも新陳代謝が激しいのに
それらを細胞とした会社ともなると……、ということを思った。