青熊書店2号店オープン

今日この後、神保町PASSAGEで青熊書店2号店のオープン。
というか本の搬入、入荷作業。
しかも12時から19時のPASSAGEの営業時間に合わせて
夫婦ともども一日店長
妻は2回目、僕は初めて。
 
2号店のコンセプトは青森でも熊本でもなくて
僕の得意なところということで音楽。
ロックを中心に、ラップもジャズもクラシックも。
評論も評伝も小説も。
古今東西の、僕が面白かったと太鼓判を押す本だけを並べる。
 
PASSAGE の支配人の方から以前、
「PASSAGEは本を推すための場所です」というようなことを聞いたことがあった。
そうだよな、ただ売るだけではない。
これを読んでほしいと推す。
もちろん、青森も熊本も推しているが、
これまでの人生で僕が一番アンテナを張って読んでたのは
やはり音楽関係だよなと。
 
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ここ数日はその準備で夜、大変だった。
だいたいこんなことをしている。
 
Excelのシートにカタログ情報を作成する。
 書名、著者名、ISBNといった書誌情報を amazon から転記していって
 自分にとっての未読・既読、お勧め度などを足す。
 
・本を発注する。amazonHMV で新品や中古を。
 いったん自分の蔵書としてそれを売る。
(古物商の資格を持っているわけではないので、直接古本を買取りすることはできない)
 
・届いたら、Excelのもうひとつのシートに在庫情報として足していく。
 上記の書誌情報を隣のシートから転記して、新品・中古の区別、仕入れ額、
 届いた日、PASSAGEに搬入する予定日、売れたら購入日などを足していく。
(上のカタログ情報と一緒にしないのは、同じ本を何度も売ることがあるから)
 
・(初回だけですが、たまたま同じ長さの棚があるので)
 自宅の棚に並べて、どれを PASSAGE の棚に並べるか
 シミュレーションしてみる。
 たくさん仕入れても全部入るわけではなく。
 今回のテーマはこれ、次回のテーマはこれと選別する。
 
・初回搬入の本が決まったら
 PASSAGE で用意している WEBサイトに商品登録、搬入予約を行う。
 ISBN で検索すると最低限の書誌情報が紐づくので便利。
 あとは本の状態(新品から可まで)や棚主の決める価格を入れる。
 
・搬入する本をプチプチに包んで鞄や紙袋に詰めておく。
 
このあと、PASSAGE では
 
・予約した時間に合わせて搬入した本の登録。本自身のバーコードでピッと。
 すると価格などを記したバーコードのシールが出てくるので本に貼っていく。
 シールには青熊くんのイラストもあり。
 
・貼り終えた本を棚に並べていく。
 場合によってはスタンドを置いて面陳(背表紙ではなく、表紙を見せる)したり。
 ちょっとした小道具を置いたり。
(でも今回はそんな余裕なし)
 
という感じで。
いやー、売れるかな……
どうなるだろうな。
 
そんなわけで行ってきます。